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北海道ひとり旅 キャンプツーしてみた 36

9月10日(木)

目が覚めると日の出の時刻。慌ててテントから飛びだす。水平線から昇る日の出の瞬間は見逃したものの、5分違いで朝日を見て、まずは天気予報と睨めっこしながらのコーヒータイム。

朝から雨の天気予報。進むかどうしようかと悩む。雨を避け行き先を決めると、釧路方面にしか行けないし、苫小牧方面は朝からずっと雨の予報だし。雨の中を走る事ほど、危険で、楽しくないツーリングはない。

7時くらいには予報通りに雨が降り出した。先を急ぐのはやめ、連泊することにした。


テントに篭ってのんびりと。テントに落ちる雨音を聞きながら、ウトウトする。雨音が心地よい。この旅中に教えてもらったこと。雨の日でもいつも先を急いでしまうけど、たまには休息するのもアリだな。

だけど、まったりしすぎて、ご飯を作るのもめんどくさくなって。一昨日買ったパンの残りを食べて過ごす。強めの雨で、外に出る気にもならないし。完全にやる気ゼロの休息日。


夕方、温泉内の食堂でようやくマトモな食事をいただく。食べたのは「大樹チーズサーモン丼」。大樹町のB級グルメだそうだ。大樹町特産の食材のチーズと秋鮭を使った特製天丼で、3種類のタレでいただく。チーズは雪印の大樹工場で作ったさけるチーズ。天ぷらにするとおいしい。

天丼を味わって、ゆっくり温泉に浸かって、外に出ると雨は止んでいた。空は夕焼けでピンク色に染まっている。明日は晴れそうだな。






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