こんにちは。ゆきこです。

本日は、転職したい！しようかな？と
思っている方に、
時短で効率よく転職活動をしていただくための
ヒントを5つご紹介したいと思います。

私は、とあるIT企業の採用担当として18年勤務して、
およそ5万人以上の採用に携わってきました。

そこで多くの転職活動中の方とお会いして
「転職活動ご苦労されてきたんですね…」
「以前いたその会社の対応は酷いですね…」
という事例も何度かお聞きしてきました。

その経験をもとに、本日は
『転職する前にやっておくべき5つのこと』という
テーマで書き記していきたいと思います。

大転職時代の到来です！

2023年の日本では、長引くパンデミックの影響と
労働市場の変化により「大転職時代」と呼ばれる
現象が起きています。

これはリモートワークといった働き方の多様化や
価値観の変化、技術革新などにより、
多くの人々がキャリアチェンジを
積極的に行っている状況を指します。

そして、健康であれば何歳になっても働きたいと
考える労働者も増えてきています。

ですので、昨今では35歳～54歳の
ミドル層はもちろん、
シニア層の間でも転職活動が盛んになっています。

もはやこれからは、世代・キャリアを問わず、
転職したい人が転職できる時代になるのです。

それでも転職は安全なのか？

結論から言うと、慎重に進めるべきと考えます。

理由は、転職は本人だけで活動している事が多く、
相談窓口の無いケースがほとんどだからです。

言い方は悪いですが、ごく一部の企業で
学生ではなく転職者が相手だと、
「入社後のギャップがあってもいいでしょ！」
という考えをお持ちのケースがあります。
…恐ろしいですよね。

学生いわば就活の場合は
学校のキャリアセンター等のサポートがあったり、
世代的に親御様の目も届いていたりしますので、
そこまで大きなトラブルにはなりにくいです。

企業も新卒と違って中途はそこを「抜け穴」と
捉えがちなので、管理がずさんだったりします。

ですので、転職をする側である転職者が、
目を光らせて管理をする必要があるのです。

また、サポートが無いひとりの転職だと、
書類選考に合格できない！内定が出ない！
というケースも多く聞きます。

安全そして効率的な転職活動ができるように、
今日はそのコツを5つお伝えします。

転職する前にやっておくべきこと

①自分のこだわりを知る

皆様、自己分析ってご存知でしょうか？
転職者の場合は職務経歴書を書きますが、
その前に自己分析をしておくと非常に効果的です。

職務経歴書は自分のプレゼン資料です。
そして転職は、何名または何十名、
時には何百名とのコンペ（公募）です。

コンペとは、顧客が複数の会社に対して
プロジェクトの目的・要望・条件などを提示し、
それに対して各会社からアンサーをもらう
（企画案や見積もりを提案してもらう）
発注形態を指します。

無理やり当てはめてしまいますと、
企画案が職務経歴書（志望動機）で、
見積もりが希望年収といったところでしょうか。

ですので、職務経歴書には
あなたの強みや私を採用すると貴社はこう変わる！
といった、特典めいた記載があると良いです。

意外と過去の経験や功績しか書いていない
方が多くて、本当にもったいないです。

大げさでもいいので、あなたの強みと
あなたを採用して企業が得る効果を、
職務経歴書に記載してしまいましょう。

そうすることで、マッチング率は上昇します。
また、仕事へのこだわりも書いておくと
さらにマッチング率は上がります。
（こういう仕事がしたい！という熱意）

ぜひ試してみてください。

なお、私が採用担当をしていた頃、
職務経歴書はもちろん履歴書に関しても
「見直ししてないのかな...」と思うくらいに、
誤字脱字、罫線のズレ、フォントの統一感無し
といった、ミスのある書類も多かったです。

せっかく一生懸命作ったのですから、
書類選考で合格できないともったいないです。

印刷前そして印刷後も、しっかりと
見直ししてからのご提出をおすすめします。

②写真を用意する

履歴書を作成する際に、写真は必要不可欠です。

Web履歴書だと無くても可の企業もありますが、
それでもスペースがあれば貼付したほうが
書類通過はもちろん、面接通過率も上がります。

履歴書の写真は、お金をかけてください。
時間とお金の余裕があれば、
写真館での撮影をおすすめします。

間違えてもスマホで自撮りはNGです。
（企業にバレます…）

最近はアプリで加工もできますが、
プロの写真家のテクニックには負けます。
あなたの「良さ」を引き出してもらい、
最高の写真で臨んでいきましょう。

ちなみに、履歴書写真は
是非「笑顔で」撮影してください。

真顔の方が圧倒的に多いのですが、
ルールは無いですから、笑顔でいきましょう！
そのほうが書類通過率がアップしますよ。

③面接練習をする

事前の面接練習は是非おすすめします。

様々な舞台やテレビ番組では、
いざ本番！の前にリハーサルを実施します。
それと同じだと考えましょう。

有料でも良いですし、
ハローワーク関連で実施している
面接練習会でもいいので、
積極的に参加してみましょう。

なかなか面接で合格が出ない…
という時こそ、おすすめです。

「そこはこう言い換えるといいですよ」
といった、驚きのフィードバックもあって
大変勉強になります。

または、Zoomのレコーディング機能や
スマホを使って、
自分の動画を撮影してみるのも効果的です。

動画を再生する時は、
自分が企業の面接官になったつもりで
聞いてみましょう。

意外と「自分ってこんな喋り方なんだ…」と
気付く事ができて、改善のきっかけになります。
ぜひお試しください。

ご不安な場合、私も下記のストアカ基礎講座で
面接アドバイスや自己トレーニングの
やり方をお伝えしておりますので、
是非ご検討くださいますと幸いです。
（優しい雰囲気でのご対応をお約束します）

④求人票の企業PR欄は見ない

求人ナビサイトの場合、検索結果画面には
キラキラとした華やかなバナーが出てきます。

クリックすると、楽しそうな社員達の写真や
安心できるキャッチコピーが
所狭しと並んでいます。

このいわゆる「企業PR欄」だけを見て、
早速応募しないように気を付けてください。

企業PR欄はサクッと眺める程度にして、
大切な情報である企業情報・就業条件・
福利厚生をよく読んでから決めましょう。

くれぐれも、華やかな広告部分だけを見て
企業を探さないように気を付けましょう。

⑤就業条件明示書をもらう

これが一番大切です。
就業条件明示書とはいわゆる、
あなたが入社してからの雇用条件が
ほぼすべて書いてある書類です。

内定が出ると、内定通知と一緒に
送付されるのが一般的です。
ですが、中小など少数精鋭の企業だと、
もらえない事もあります。

そんな時は内定のお礼と一緒に
「就業条件明示書を頂けますか？」と、
問合せてみてください。

※実は説明会や一次面接で近しい資料を
　もらってる事もありますので、
　予め企業から受領した配布資料を
　すべて確認しておきましょう。

就業条件明示書には、
給与、各種手当、勤務地、仕事内容など、
働くうえで必要なことが記載してあります。

これが求人票とまったく違う内容だった！
という事もありますので、
漏れの無いようにしっかりと確認します。

気になる点があれば、採用担当に
何なりと確認してください。

特に仕事内容は「聞いてた話と違う」と
なりがちです。人事や採用担当だけでなく、
直属の上司になる方や一緒に働くメンバーとの
交流会をセッティングしてもらうのも吉です。

現社員から、意外とぽろぽろ本音が出てきます。
包み隠さず事実を知ったうえで、入社しようか？
検討できると効果的です。

※私は入社後のアンマッチにならないよう
　事実をすべてお伝えしていましたが、
　そんな採用担当ばかりでないのも事実なので…

転職は、あなたの未来を決めるイベントです。
結婚ほど重くはないですが、
入社してから「こんなはずじゃなかった」と
思わないためにも、是非一緒に働くメンバーと
話ができるように採用担当へ依頼してみましょう。

（できませんって言われたら…怪しさ満載ですね）

最後に

転職する前にやっておくべきことを
5つご紹介しました。
ほんの少しでも参考になりましたでしょうか？

転職活動は、事前にしっかり対策すれば
2～3社の書類提出だけで内定が出る方も
多くいらっしゃいます！

忙しい社会人にとって、
転職をスムーズに進められるのって、
とても有難いことですよね。

もし転職でのお困りや心配事がありましたら、
何なりとお問合せください。
誠心誠意サポートさせて頂きます。

あなたの転職活動が無事成功して、
幸せな社会人キャリアが築けますことを
心より祈念しております。

ここまでお読みくださいまして、
誠にありがとうございました。

転職活動、がんばってくださいね。
私の記事を読んでくださったあなたを
心の底から応援します！

きっと大丈夫です！
自分を信じて前へ進みましょう✨

ここまでお読みくださいまして、
誠にありがとうございました。

最後までお読みいただきありがとうございます。
「スキ」を押してもらえると、今後の執筆の励みになります。

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