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【詩】風の時代 愛と生命とわたし

眠りに落ちたとき、月が満ちたので

パンドラの箱が開いてしまった

感情も血も一滴も入らないで

人間を道具のように扱うことができる

人生で興味のあることは勢力争い

死の床に横たわっても

今世の勢力争いでは

誰と誰が勝って負けたのか

我々の勢力が、どこまで進んだのか

冷静に分析しながら、あの世に逝く

輪廻転生の愛読書は『孫子』

人生の目標は勝つために何もしない事

何もしないで勝つ事が人生の理想

戦略と戦術と勝機に人生を注ぐ

『孫子』が書かれた意図は、生命を無駄にしない事

それを何度、読み込んでも

生命を自分のものだと思い込んでいる

生命を戦いの道具にしても

やむを得ない(沒辦法)と一言

生命を私の所有物だと信じているから

人に会えば、愛を自分のものだと信じている

愛が自分を生かしているということにも気づかずに

そう、そんな自分は

わたしのパーソナリティと過去世の一部だが

生命がわたしを生かしてくださる

愛がわたしを愛してくださる

愛がわたしを生かしてくださる


愛と生命とわたしが

すべてを愛するように



風の時代の影もすべて

愛と生命とわたしが愛するように






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