見出し画像

【詩】渋谷 朝のひととき 現実について

金王八幡宮にて
(東京・渋谷)


葉に守られて

実の成長に

やわらかな

まなざしの

モチノキは

人の関心をよそに

さくらの花を

楽しんでいる

人の関心は

いま、ここにはない

新しい年度の業績と結果

人は

いま実る

さくらの花には

気づかない

それでも

天つ神国つ神八百万神等の
(あまつかみ)
(くにつかみ)
(やおよろづのかみたち)

皆々様方は

どのような時も

どのような人にも

離れることなく

お護りくださる

葉に守られて

実のみのる

さくらの花は

やわらかな

まなざしの

モチノキに

離れることなく

見守られている

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?