接客業スタッフの愚痴

接客業をしていると嫌な客、直接的な言い方をすると、あまり来てほしくない客というのが随分前に少しこぼしたが大きくあげると3種類いる。

ひとつめが複数人でお越しのお客様でお会計を分ける方
夫婦、カップル、まあ友人同士は百歩譲っていいとして、とりわけやめてほしいのが親子でお会計を分ける方である。筆者個人としては忙しくなければ別にいいのだが、子供は色々と動作が遅くて混雑の原因になってしまう。筆者が学生のころバイトしていたスーパーでも一組だけ親子でお会計を分ける方がいた。学生バイトというと基本的に働くのは夕方である。想像つくとは思うが夕方のスーパーはめちゃくちゃ混むのだ。
お夕飯の準備をされる奥様、学校帰りにふらっと立ち寄って買い食いをする学生、明日のお弁当を買うサラリーマンなどでごった返す。その中でその子はお母様が何度も「(お金と商品を)出して!」と促しても出さない。よく「出してじゃねぇよてめぇが出せ」と思ったものだ。
と、まあ時としてお会計を分けるのは周囲の迷惑になるので必要なとき以外は分けないで頂きたい。

ふたつめが待てないお客様
この中にも色々種類がいるのでそれぞれ紹介していく。
ケース1
お客様の対応中に横から話しかけてくる方
ケース2
前提として、筆者たちスタッフも店舗の商品の詳細や場所を完璧に把握しているわけではないので上の者に確認に行ったりパソコンで調べに行ったりするのだが、その際にお待ち頂くよう伝えた売り場から離れてしまう方
ここまではまだいい。
1番ひどいのは、ケース2の派生系
確認及び調べに行っている最中に帰宅されてしまう方だ。やめてほしいというか人としてどうかと思う。あまり言うべきではないが、筆者たち店舗スタッフも暇ではないのだ。
品出しや商品整理などやるべきことをすべて一旦中止してそのお客様のために時間を割かなくてはいけない。それで帰られてしまうと当然それに気づかず数分を無駄にすることになる。
心当たりがある方、あなたはクソです。2度と来んな。

みっつめが商品を大事にしない方
前にも言ったかもしれないが、レジを通してお金のやり取りをするまで商品は店舗の物だ。ほんの一例だが商品を元の場所に戻さない方、それが生鮮食品なら年間数百万トン発生しているフードロスの中にそれも含まれていることを理解してほしい。食品売場はその食品に適した温度になっている。面倒かもしれないが手に取った商品は元の場所に戻して頂きたい。筆者の母もよくやるから恥ずかしい限りである。
ていうか自分の面倒を人に押し付けんな。
正直客が商品を元に戻してくれるだけで商品整理の手間がだいぶ減るんだよ。

これは改めて言うまでもないが
客だから何でもやっていいわけじゃないし、スタッフだからなんでもやるわけじゃない。
なぜかお客様の方が偉いというのが日本の風潮となっているが、やってる事は所詮商品と金銭の等価交換。つまり立場としては対等なのである。スタッフは客の奴隷じゃない。
必要以上の接客は行わない。
色々言ったが少なくともそれだけは覚えておいて頂きたい。

後書き
少し荒れたが、それだけお客様のタチが悪いので声を上げる必要があった、と言い訳させてください。
こんな書き散らし誰が見てるのか分かりませんが、声を上げることでお客様とスタッフの質の向上に繋がれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?