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ブータンズへの大恩返し

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同じ平たい顔族のブータン人は日本と似ているところが盛りだくさん、うけた恩を返す旅日記
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獣臭が鼻腔を通り抜けヤクになった気分になる嗜好品

昨日までのブータン旅行記はこちら。 最近、アジア圏にしか旅行に行ってなかったせいか、あれもこれもおいしいと感じていた海外旅行。しかし、ブータンにいたっては、ついてからまだ本気でおいしいと思ったものに出会わない。 ヨーグルトケーキ、バタークリームケーキ、ドライポーク、そし。 嗜好品は、たばこの好き嫌いがあるように人それぞれであるからして、ドマがわたしにあわなかったからといって日本人みんながあわないということもない。老若男女に愛されるブータンのドマは、きっと日本人でも、キタ

はきそうになるお口直し

昨日までのブータン旅行記はこちら。 ブータンは、たばこの販売が禁止されている。禁止されると人はやりたくなるもので、絶対にインドかどこかでこそっと入手してたばこ吸っている人いるだろと思っていたのだが、さすが敬虔なチベット仏教徒。ほんとに誰も吸っていない。 まあ堂々と吸っている人はいないわけで、もしかしたらどこかでこっそりはあるのかもしれない。(←若干疑っている) たばこのような嗜好品はあるのかというとある。 たばこを吸っている友達をみると、たばこを吸うときは ・食後 ・

ディナーで腹の中はおはやし状態

昨日までのブータン旅行記はこちら。 甘いものを食べたものはしょっぱいものが食べたくなることが多いのだが、過度に甘いと何も食べたくなることを覚えた。 ダイエットするなら、逆に猛烈に甘いものを食べるのもいいかもしれぬ。 ブータン初日のディナーは張り切って作っているに違いない それをおなかいっぱいだから食べない なんてことは決していえない。気合いで食べなければならぬ・・・ と思いながら重い足と腹を引きずりながら2階にあがっていくと、なんだかチーズがやける香ばしい匂いがして

バタークリームケーキの悲劇

昨日までのブータン旅行記はこちら。 モディ―首相と同じ歓迎を受け、意気揚々とティンプーに到着。普段よりもカラフルな道のりは本当に歓迎を受けているようだった。 すぐに友人宅に到着するのかと思いきや、ピックアップするものがあると民家の前で車を止める。 何やら手に白い箱のようなものを持参して後部座席にこそっとのせる。あの大きさ、あの形・・・ホールケーキとしか思えない。もしかして今度こそほんとにWELCOME MEじゃないのか? と思ったものの、見なかったふりをする。 だいぶ

モディ首相かわたしか

昨日までのブータン旅行記はこちらで。 シートベルト不着用に慣れないながらも、初めて見る光景にワクワク。 それにしてもパロ空港を出発してからすでに30分経過しているが道路沿いにずら~~~っと赤、黄、白、青、緑の5色の旗がはためいている。 チベットでいうお祈りの旗「タルチョ」だろうか。敬虔なチベット仏教徒のブータン人であるからそうかもしれない。が、道路沿いにこんなにキレイにつけるものだろうか・・・ 「ねえねえ、このカラフルな旗はタルチョ?」 と聞いたら、ニヤリとしながら

シートベルトがささらない

無事デチェンと再会し、デチェンの家があるティンプーに向かう。 「パロ空港から1時間くらいかかるからね」 助手席に座っているだけだし、初めての国は見るモノすべてが新鮮。1時間なんてどってことない。 スーツケースをトランクにいれ、助手席に乗り、シートベルトを着用し・・・ あれ?ささらない?なぜだ? とごそごそやっていると 「何してるの?」 という。見ればわかるだろ。シートベルトをしようとしているのだが・・・と返事もせずにベルトを装着しようとするもの入らない。なんとな

ブータン初めての食事はヨーグルトケーキ

朝8:30到着の予定が午後3時と大幅に遅れた我が飛行機。 友人は6時間も空港で待っていたのだろうか。 もしくはWhatsAppに「自力で来い」とメッセージを送っているのだろうか。なんてことを考えつつ、とにもかくにも待っていたら申し訳ないとばかりに、荷物をピックアップし、両替もせず、出口付近にあったSIMカード販売所にもよらずに空港の外に出た。 すると、ブータンの伝統衣装をきた男性陣がずらり。 ちなみにこんなお衣装↓ ゴと呼ばれるこのお衣装をきたガイドらしき人達がずらり

世界一かわいらしい空港

祈願したおかげかゴウハティ空港4時間滞在で出発。 お隣の尼僧によると1時間くらいでパロ空港に到着するという。 確かに・・・と納得している場合じゃない。1時間もかかったら天候がまた変わるかもしれないじゃないか。 ということで、窓にへばりついて外を眺める。 「着陸態勢に入ります」のアナウンスもないし、客室乗務員によるシートベルトやテーブルの位置確認もないし、着陸するか怪しいなと思っていたが、高度を下げている感じがわかる。ということは着陸できるのか。 雲が厚くて、動画でみ

世界一?着陸が難しいパロ空港に向けてロイヤルな航空会社で向かった結果

朝6時、バンコク発パロ空港行き。 3時半にチェックインし、そのままイミグレーションへ。さすがに早朝は人が少なくあっというまに通過。そしてあっという間に搭乗口へ。 すいてると気分がよい。 まだ暗いバンコクの空港をバスで移動し、いよいよドゥルクエアー、別名ロイヤルブータン航空の機内へ。 動画でみていたものの、やはりロイヤルとつくくらいだから実際はもっときらびやかで上品なんだろうなと期待をしていた。というのも、バンコク―パロの3時間半のフライトで円安のせいもあるが、なんと1

あの人もこの人も知っている

早く入国審査を済まして、ラウンジに行きたいな~と思っていたのについつい寝てしまいあっという間に3時。 ほんとにどこでもかしこでも、いくつになっても爆睡できる自分の進化のなさに驚くばかり。 小銭入れまで落として寝ていたのに何一つ盗まれずに安全な2階の飲食エリアからエスカレーターに乗って4階出発ロビーへ。 さすがに午前3時はすいている。ちらほら並んでいるカウンターもあるが、さほど混んでない。さてさて、ドゥルクエアはどちら?別名ロイヤルブータン航空・・・ロイヤルなんて名前をつ

爆睡しても安全なスワンナプーム空港

2005年前後だと思うが、バンコクにいる友人に会い、国境を越えてカンボジアのアンコールワットにいく目的で、タイに行った。当時は旧国際空港のドンムアン空港。成田からタイ航空に乗り、真夜中にバンコクに到着。 ホテルの予約はせずに行き当たりばったりで宿を探すバックパッカー。当然、予約はしておらず、お金ももったいないしと、朝まで空港で待機することにした。 空港内は薄暗く、イスが足りなくて床で寝ている人も多い中、ようやっと2席確保。バックパックを盗まれないように足でブロックし、小リ

子どもはイヤフォンなしでOK?!

日本ーバンコク(往復)、バンコク―パロ(往復)、パローゲレプ(片道)と5回も飛行機に乗ったのだが、8回も離陸を経験する珍事。 計算あわんでしょ。そりゃあいませんよ。ありとあらゆるところに連れてかれた今回の旅。ようやっと帰国。長かった。 20代は深夜便で帰国してそのまま会社へ直行なんて技もできたが、御老体には深夜便さえしんどい。よく頑張ったあたし。 最近、YouTubeでやたらめったらJALのファーストクラスの旅をみていたせいか、横になって寝られないエコノミーがうらめしい

おいしそうな場所

ブータンのビザは2週間がマックス。最初は2週間って長いかなと思っていたが、行ってしまえばあっという間。 パロ→バンコクの直行便が週に3便しかないため、直行便にあわせると12日間しかいられない・・・ということで、ダッカ経由の便で帰国中。 面倒、面倒と思いながらも行くとなったら最大マックスまでいたくなる根っからのバックパッカー気質。 さらに、バンコク→日本発着の航空会社の中でタイ航空のみドゥルクエア(ロイヤルブータン航空)は、スルーバゲージ可能ということで、JALで帰国する

散歩のお供にカルダモンティー

絶景ランチにはまったものの、2日連続やるのはねーと拒否されたので一人でハイキング。 ブータン初日は独り歩きが心配とかいって家に鍵をかけていた友人も、ほっといても誰かがなんとかするだろうと野放しに。今ではかなり自由にウロウロしている。 近所の人たちにも顔を覚えられ、なんだったらいつもカルダモンティーを買いに行くお店の人にも覚えられ、すっかり住人と化している。 このカルダモンティー、最初もらったときはカレーのスパイスのイメージがあり、シナモン以上にクセがあるんじゃないかとビ