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料理の師匠の助言を全無視したら失敗した豆餅

黒豆にハマっている昨今。

年末恒例の餅つきを手伝え指令があり、だったら豆餅を作りたい!というと

「作りたいなら普通のお餅作ったあと勝手にやって」

といわれ、

「じゃ、餅ちょっとだけちょうだい」

というと、怪訝そうな顔をして

「豆餅はもち米を蒸した後、つく前に黒豆を生のまま入れるのよ。」

そんなはずない。

「生?!黒豆を煮るのだって時間かかるのに、ついている間で黒豆がやわらかくなるはずないじゃん」

と反論すると

「豆餅の黒豆はちょっと固いでしょ。ついている間にちょうどいい固さになるから」

という。しかも大量の砂糖を投入しろという。

どうも怪しい・・・
何十回と作ってきた料理の師匠のいうことなれど信じられない。

ということで、大量の砂糖はデブの元と、いわれた半分の量だけいれ、黒豆は水に浸す時間を少し長めにして、一応いわれたとおりついている間に投入。

あとは餅つき機が自動で蒸して、こねてくれる。便利な世の中よのうと出来上がりのブザーを聞いて、つまみ食いをしてみると・・・

いつもの甘さがほぼない。しかも黒豆はがりがり。なんかちょっといつもと違う・・・

と出来上がったあとに母親が

「さっき、近所のおばあちゃんにきいたら、黒豆は蒸している時に早くいれすぎると崩れるから、つく前にいれるのがベストだけど、軽く下茹でするといいんだって」

といいながら餅つき機の残骸をみて

「あら、もう作っちゃったのね。責任もって全部食べてね」


この大量の黒豆ガリガリ餅をどう処理したらいいか。
憂鬱な正月になりそう。

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