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ミュージカル「辺獄に花立つ」観劇感想

 こんにちは、雪乃です。今日はMono-Musicaの新作「辺獄に花立つ」の初日を観劇してきました。

 いつもなら観劇の予定は土日に入れるのですが、今週は土曜日に先約(仮面ライダーギーツのファイナルステージ)があったので、休みを取って初日に行くことに。

 というわけで感想です。本編に関わる大きなネタバレはない方向で書きたいと思います。

 本作は大正時代を舞台としたミュージカル。男性だと思われていた詩人「立花潮」が女性であったことから明かされることから物語が始まります。女性の「斉藤潮」と男性の「立花潮」、2つの世界を行き来しながら描かれる作品です。

 明晰夢を見ているような不思議な感覚を覚えるオープニングに始まり、「斉藤潮」と「立花潮」の世界が入れ代わり立ち代わり登場する本作。交錯する2つの世界は、もはや演劇という枠に収まりきらないもう1つの現実世界。2つの世界に存在する「潮」の軌跡を辿ることで自分自身の魂の本当の在処まで抉り出されるような作品でした。

 大正時代の日本が舞台なので、今回の衣装は和服中心。キャストの皆様のお着物が本当に素敵で、衣装を見ているだけでも楽しいです。個人的には雪路さんのコーディネートがめちゃくちゃ好きです。

 ミュージカルナンバーもどれも名曲揃い。重層的なコーラスから力強いソロナンバー、コミカルな曲まで振れ幅が大きくて楽しかったです。

 キャスト別感想等々、続きはまた後日。明日というか今日もめっちゃ大事な日なのでとりあえず寝ます。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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