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茨城7区、現職女性文科大臣は議席死守できるか? それとも大ベテランの起死回生か?#17【選挙解説】



①茨城7区のエリア

  • 古河市

  • 結城市

  • 下妻市

  • 常総市

  • 坂東市

  • 結城郡

  • 猿島郡

②現職女性文科大臣vs大ベテラン政治家

茨城7区は長年、中村喜四郎氏の地盤でした。
なんと中村喜四郎氏は30年前の建設大臣(今の国土交通省にあたる)なんです。
しかも日大卒で田中角栄氏の秘書かつ当選15回という麻生氏や二階氏よりも先輩議員という驚きの経歴です。
その中村氏が守っていた議席を奪還したのは永岡桂子文部科学大臣です。
この長岡大臣もまたすごい方で、元々は2005年に自殺して命を落とした永岡洋治氏の妻です。夫の後を継ぎ、代議士となって今は当選6回の政治家です。
なんか色々と情報が多すぎてわからない方もいると思いますので、続きは後ほど解説します。

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)

ここで候補者を紹介いたします。
なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。


自民【現職】 永岡桂子候補(69歳)[6期]
立憲【現職】 中村喜四郎候補(74歳)[15期]
今の所確認できたのはこの二方ですが、今後も増える可能性もありますので十分動向を注視して参ります。

④中村氏、議席奪還なるか?

色々と注目してみますと、やっぱり中村氏が立憲に入党したことで公明党からの支持がなくなったことが大きいですよね。
これまで中村氏が無所属で立候補し続け、公明党から推薦をもらっていました。しかし中村氏が立憲の公認として出馬するようになり、公明党の推薦は永岡氏に移りました。
このことも大きい要因でしょうね・・・
それで今回の場合は現政権の批判票や中村氏が逃した公明票をどこまで補うかが焦点です。もちろん維新の会や日本共産党候補が出馬すれば、保守とリベラル票が失いかねず、より難しい選挙戦になるかと思います。
また永岡氏の方は前回選挙は数千票差で勝利したものの、旧統一教会問題に対する対応の是非が焦点になるかも知れません。
特に文科大臣として文科省が旧統一教会に質問権の行使している状態が長く続き、担当大臣としての仕事ぶりが地元でも見られるかと思います。


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