従業員の睡眠が企業の利益率に直結するらしい
みなさん、こんにちは。先日、私は「睡眠シンポジウム2022」に参加しました。
こちらのイベントの副題は『よく眠る会社が勝つ時代の幕開け!最新労働経済学の研究から睡眠を基礎にした健康経営・働き方改革の事例と実践方法』。申込者は1000名を超え、睡眠に関する関心の高まりを感じたイベントでした。
私は株式会社ワーク・ライフバランスのワークライフバランス認定コンサルタントの資格を持ち活動していて、先日の集まりでこちらのイベントを紹介いただいた。山本先生のお話しを聞きたかったのはもちろん、小室淑惠さんの応援参加でもあります。
今日はこのイベントで紹介されていた睡眠と企業の利益率の関係性について最新の研究結果を少しシェアしたいと思います。
従業員の睡眠は企業の利益率に直結
慶應義塾⼤学商学部で労働経済学を専門とされている⼭本勲先生の研究をシンポジウムで聞きましたので概要をご紹介します。
この研究では社員の睡眠時間が長い企業ほど利益率が高い
そして、1年後2年後の利益率向上にも効果を持つという結果が出ました。
企業が健康経営に取り組まない理由がまたひとつなくなったと感じました。
この研究では、上場企業の正社員1万⼈の調査と700社の上場企業の経営調査をマッチングしてデータを出されています。
統計データの中で性別や年齢などのバラツキを調整されてもなお
・企業単位の平均睡眠時間と利益率にはプラスの相関関係がみられる
・睡眠の質指標と利益率にはプラスの相関関係がみられる
・睡眠の質指標は1年後の利益率を⾼める効果を持つ
ということが言えるそうです。
つまり、従業員の睡眠は企業業績と密接に関係しているということが分かりました。
あなたは昨日しっかり睡眠を取れましたか?
あなたの会社の同僚はいかがでしょうか?
健康経営がいわれはじめてしばらく立ちますが、今後、健康の中でも特に睡眠に注目が集まりそうです。
研究にご興味のある方はこちらのタイトルで検索していただくと複数記事や動画が出てきますのでご覧になってください!
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