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しっとりバラードだけじゃない。德永英明さんの「くせになる」曲3選。

挑戦してみたかったお題「#スキな3曲を熱く語る」。

大好きな德永英明さんの曲の中で、個人的に中毒性が高いと思っている3曲について語ってみます。一般的なイメージとはまた別の一面が伝われば嬉しいです。


1、「雨が降る」


アルバム「JUSTICE」収録曲。「JUSTICE」の収録曲は、「壊れかけのRadio」をはじめメッセージ性の強い曲や個性的な曲が多いのですが、そんなアルバムにあってこの曲は結構なインパクトを放っています。

僕は 迷路を抜けて
好きと告げたよ 君に
手招く 素肌と視線
気高い 微笑み持って
吐息が 耳元に触れ
ごめんね だけが響く

雨が降る 雨が降る

重々しい曲の入り。それでいて歌自体は軽快。歌自体は軽快なのに、告白したけれどあっさり振られたというかわいそうなストーリー。このギャップと、「雨が降る」のみのシンプルなサビの繰り返しがくせになります。頭の中を流れ出したら止まらなくなります。


2、「Money」


アルバム「Nostalgia」収録曲。このアルバムも先ほどの「JUSTICE」に負けないくらい個性の強い曲が揃っていて、全曲語りたいぐらい。個人的No.1アルバムです。

そんな中から選んだ「Money」。この曲のポイントはなんといっても間奏のディスコ風サウンド。

拝金主義、刹那主義に振り回され傷ついていく人々を皮肉気味に描きつつ、それでも皆未来をあきらめていないんだと歌う曲。なので、このディスコ調の演奏も、揶揄というか自嘲というか、否定するバブルの価値観の象徴を敢えて使っている感じです。

One More Night
はじけた後の痛みも忘れ人は
欲という名の酒で酔いつぶされて街は揺れる
ダイヤモンド焼けた指にはめた男(やつ)が笑う

曲調、歌詞、歌い方、いずれも德永英明さんの貴公子的なイメージとはかなり違うと思います。これはこれでとてもかっこいいのです。


3、「罪と夕立」


アルバム「remind」収録曲。このアルバムも聴かせる名曲が満載。収録曲リストを眺めているだけでも幸せな気分になります・・・。

この曲の魅力は、大人の色気。この一言に尽きる。終始漂う湿度とけだるさ、不穏な雰囲気がたまりません。取り憑かれます。

夕立の雨が窓をたたく
君に嫉妬してる
夕顔の花開いたように
君が綺麗だから?

なにかの昼ドラを思わせるような歌詞。

最後のサビの、絞り出すように歌い上げるところ、心をつかまれます。そして歌い終わりには、湿度感はそのままに空からマイナスイオンが降り注いできたかのような清々しさも。何言っているかわからなくなってきましたが、とにかくうっとり聴き入ることしかできない曲です。ライブで聴いたことがないので、一度でいいから生歌聴きたい。


以上3曲でした!曲の魅力を言葉にするのは難しい。でも楽しかったです。第2弾もやりたい。


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以前書いた、徳永英明さんの曲についての記事です。私にとって不動の神曲。


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