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植物と歩く〜牧野富太郎さんの植物画から〜🪴

みなさま、今日もお疲れ様でした。

今日は1人でじっくり絵を観たくて、でも洗濯物干したので、近場の区立美術館に行ってきました。

駅を降りて歩いて5分。






お庭には、
ブロンズ像
「森を歩く」



曇り空であまりはっきりしない写真だけど、男女の天使が子どもを背負って歩いている。











今日のテーマは
植物と歩く



牧野富太郎先生が主人公の朝ドラ「らんまん」の影響か、

植物をテーマにした作品が展示されていました。




美術館の入り口から入ると正面が受付。
入館料は大人1人500円、

都内の美術館等が割引になる「ぐるっとパス」を持っていれば無料です。


私は今は買っていないので、500玉を出しました。
お財布に優しい展覧会なら、もっと足を運びたい。



さて
展示は
プロローグ、第一章、第二章、第三章に分かれていて、
気になった作品
①プロローグは、やはり牧野富太郎先生の石版の植物画が数点ならんでいます。

圧巻は植物学の学術誌『大日本植物誌』第一巻、第ニ集の表紙を飾った一枚。円形にたんぽぽ、ツツジ、アヤメ、ユリそんな身近な花たちを花一輪、葉一枚、茎一本にも丁寧に細部まで観察し描画しています。


その写実性は圧巻で何時間でも見ていられそうでした。



気になった作品②
小野木学さん、「枯れたゼラニウム」
黒いパステルでゼラニウムの鉢花の輪郭を描き、水彩絵の具で色つけした作品。枯れた花なんだけれど、パステルの線が太いせいか温かみがあって、赤や茶色のぼかした色つけがなんともいい。




気になった作品③
福井爽人さん、「冬の静物」
夏が終わり季節が変わっても、色褪せた紫陽花の花を花瓶にいけてあり、それをぼんやりみている人の横顔が緑色の中に淡く描かれていた。

夏に何か悲しい思い出があるのだろうか、なんだか物語になりそうな一枚。


たくさんの作品を見て、植物の命のエネルギーをもらったり、植物を愛でる日常を思いおこしたり、未来の植物に想いをはせたり、そんな楽しい時間を過ごせました。








美術館の入り口?出口?で緑に包まれた熊さんとさよならしてきました。



詳しくはこちらをご覧ください。

◎今日も読んでいただきありがとうございました😊

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