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Notion と MintRallyで、NFT付きのプレーリーカード(みたいなデジタル名刺)を作ってみた

さいきん、デジタル名刺の「プレーリーカード」が人気だそうで。

プレーリーカードとは、パスモやスイカなどのようなNFC型の名刺のこと。自分のプロフィール情報を記載したページをNFCに書き込んでおき、挨拶の際にプレーリーカードを見せて、相手のスマホで読み取ってもらうらしい。

従来の名刺交換のように、紙で渡さないから使い切る心配はなく、部署異動や転職したらプロフィールページの情報を書き換えるだけでいいという、なにかと今の時代にあった名刺です。

ふむふむ。デザイン良いし、よさそう!

でも、プロフィールページ作ってNFCに書きこませるだけなら、自分ですぐに作そうだなぁ。おまけに、出会ったことを証明するNFT もそこから取得してもらうできたら面白いよね…。

ということで、今回は、数百円で完成する「NFT付きのデジタル名刺」の作り方をご紹介します。


今回つくるデジタル名刺でやりたいこと


用意するもの

  • NFC - Amazonで10枚1000円ほどで購入できます。

  • シール - NFCに貼るシール。自分はエーワンのこちらを購入しました。10枚貼れて700円弱。

使うツール(すべて無料で利用可)

  • NFC Tools - NFCへの書き込みツール。

  • Canva - 画像編集ツール。NFTのデザインとNFCに貼るシールのデザインに使用します。初心者でも簡単。

  • Notion - ドキュメント作成できるツール。プロフィールページの作成に使います。

  • MintRally - 無料でNFTを発行できるツール。NFTの発行にはMetaMaskのウォレットが必要です。

1. MintRallyでNFTを発行する

出会ったことを記念するNFTを作成します。NFTはあらかじめCanvaでデザインし、PingやGifなので保存しておきましょう。

MintRallyでの発行手順を簡単に説明すると…

  • MintRally にMetaMaskでログインし、イベントグループを作成します。

  • 「イベント一覧」から、「イベント作成」をクリックし、作ったイベントグループを選びます。

  • NFTの情報や取得するための「あいことば」を入れて発行完了です。

🔎 詳しい発行手順は<こちら>にあります。

その年・その季節でNFTのデザインを変更してもいいですし、2度目、3度目会った人には特別なNFTが発行されるようしてもいいですね。

わたしの場合は、Canvaで2023年限定のNFTデザインを作ってみました。2024年になったら、同じイベントグループでもうひとつイベントを作成します。

※ところで、Proof of Meetって、言いやすいから使ってますが、文法的にはきっとおかしいんですよね…。

2. Notionでプロフィールページをつくる

プロフィールページは、簡単にデザイン性の良いサイトを作れるNotionを活用しましょう。

以前書いたこちらの記事に、プロフィールページの作り方を記載しています。(テンプレートも公開しているので簡単につくれます。)

今回わたしは、写真・自己紹介・SNSのURL・1で作ったMintRallyのイベントページ(NFT取得ページ)のURLを記載した、シンプルなプロフィールページを作成しました。

▼ こんな感じです。

3. NFCに貼るシールをデザインする

プロフィールページができたら、次はNFCに貼るシールのデザインです。こちらもNFT同様、お手軽にCanvaで作ってしまいましょう。

NFCが名刺サイズなので、Canvaのテンプレートも同じサイズのものを選び、作成します。

作成できたら印刷し、NFCにシールを貼ります。実は、一番の難関はココ!気泡が入って貼りにくいんですよー

しばらく格闘しましたが、スマホのカバーフィルムを貼るときに使った道具?を使うと、とてもきれいに貼れました!

スマホのフィルムを貼るときに使う道具を活用

4. NFCにプロフィールページのURLを書き込む

最後に、NFCにプロフィールページのURLを書き込みましょう!

App StoreやGoogle Playなどで、無料のNFC書き込みツールを検索するとたくさん出てきます。

わたしは、NFC Toolsというのを使って書き込みました。書き込む情報は何度でも修正ができるので、今回はNotionのプロフィールページでしたが、次は直接MintRallyのイベントグループのページを書き込んでもいいなぁなんて思いました。

そして、完成したデジタル名刺がこちら!!!

ちなみに、家族にも作ってあげました。(喜んでたから、プレゼントにしても良さそう?)

デザインは素人だし、シールを貼った感じもあるから、本物のプレーリーカードとは質感は違うのかもしれないけど…。でもまぁ、まずまずな仕上がりではないでしょうか。

なにより、自作するとカスタマイズできるから良いですよね。NFTを発行して、その年に会った人とブロックチェーン上でつながれるのは楽しいかなぁと思ってます。

ぜひ試してみてくださいね〜!

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