【イラスト　八田員徳】

『虐め』です。イジメじゃなく「虐め」。例えば目の前の人が、猫を虐待しているとする。いくら言ってもやめない。猫は耐える性質でやられっぱなし。やめないんだよ、いくら言っても説得しても。私だったら、その人間を殴ります。無抵抗な猫を助けるんですよ。実際に人として失格なこと、社会人として失格なことを長時間続けて、いくら言ってもやめない人間を何度かビンタしたことある。昭和～平成初期の男だしね。人権派とか道徳主義者とかうるせえんだよ。目の前で見たことあるのか。やられてる人は一生、傷を背負っていて、中には自殺する人もいて、やった方は高笑いして生きている。ふざけるんじゃないって。綺麗ごとが虫唾が走るほど嫌いだ。友哉は、この前日譚、そして本編と、涼子を虐めているクソガキたちを二回フルボッコにしてる。それは涼子の命を守るためで、物語とはいえ、警察が協力しているのは私の夢です。

【舞台の場所・神奈川県横浜近辺】