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洋画通の私が観ない映画

私はたぶん、洋画の名作はほとんど観てある…そんなことないか(笑)。
ヌーヴェルヴァーグで言うとフランソワ・トリュフォーも観てある。ラース・フォン・トリアーみたいな頭のおかしな監督さんの作品も観た。
そんな私が『わざと』観ない映画を教えたい。

わざと観ない名作映画





【ゲイの映画】


ゲイ(同性愛者)が主人公の有名な映画の中で大好きな作品は、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『イミテーション・ゲーム』。戦争映画でもあり、偉人の伝記映画でもある。
また、ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイという配役も絶妙。いつの間にか、キーラ・ナイトレイを恋人役にしている当時ブレークしていたベネディクト・カンバーバッチだ。

私の好きな映画ベスト10に入る傑作でもある。
Aiの父、アラン・チューリングがゲイだったため、英国は彼を犯罪者にしたわけだが、作中、男同士のセックスシーンなどない。
ようは、私は視覚的な問題で、『男と男が性行為をしているのを見たくない』だけで、同性愛者を差別していない。
オスカー・ワイルドも好きなのだから。
なのに、ゲイの人たちやゲイの映画を制作した人たちの「観ない人は残念な人間」「批判したらいけない」のような発言を散見するようになり、マイノリティ特有の押し付けに激高している。LGBTQ関連の映画を観たら批判も許されないのか。ふざけるな。
従って、『リリーのすべて』→観る予定なし。『ブロークバック・マウンテン』。Amazonprimeにあるから、超暇な時に観ようかな、程度だ。
今後、マイノリティを主題にした映画は増えていき、それが大ヒットした時に、彼らが【観ない人を軽蔑したら】、私はまた観ない。
何を観ようがこっちの勝手。好みの問題だ。
なら、黒人が奴隷にされている哀しい名作を観ない人は黒人差別主義者なのか。違うでしょ。
世の中、狂ってる。


【ホラー映画】


単に心臓に悪いから(笑)
わざわざ、恐怖体験するために映画館に行きたくない。ホラーではないが、『セブン』を観て死ぬかと思った。

【よくある日常の映画】


息子に語ったら、「確かにそうだね」と納得していた。
つまり、
「よくある話だよ。映画にする必要があるの?」
という作品。
だが、そのよくある話が感動的な映画に名を連ねてる。
私がなんにも感じなかったのが、あの『マディソン郡の橋』。
どこかの地方で、探せば見つかる不倫の話。
不倫が極悪なはずの日本人が、「感動した!」「泣いた!」と絶賛している。都合が良すぎるよ、日本人。
見ていて、あまりにも退屈でイライラした私が変人なのかな。
比較対象ではないが、先に紹介した『イミテーションゲーム』はよくある話ではない。歴史上、一度だけあった出来事だ。
恋愛映画の実話ベースなら、好きな作品はあるし、創作ものでも奇抜なら好きだ。『ノッティングヒルの恋人』とか夢のような物語。

【SF過ぎる映画】


こちらは一応観てみるが、『ブレードランナー』の良さが分からないし、『2001年宇宙の旅』ほどつまんない名作映画は知らないし、『スター・ウォーズ』も観てない。
観たいな、とは思う。
私の好みにはまる要素?があるSF映画がたまにあるのだ。『猿の惑星』とか好きだ。ラストが良かったからか。
すでに分かった人もいると思うが、『よくある日常の話』と『絶対ないだろ』が苦手なわけ。

【ミュージカル映画】


最後まで観たのはヒュー・ジャックマン主演の『レ・ミゼラブル』だけだと思う。
台詞が急に歌に変わると、映画のあらすじが分からなくなったり、「ここは普通の台詞で聞きたかったな」と思ってしまう。
こちら、嫌いな人が多いから特に語ることはないでしょう。


【私の好きな映画Best10】


さて、最後に、私が好きで好きでたまらない映画を10本、紹介する。
10本にしぼるのは非常に難しくて、先にたまたま10位までに入らなかった作品を言うと、
『キックアス』
『レオン』
『ミッションインポッシブル』
『ノッティングヒルの恋人』
『ローマの休日』
『ガーンジー島の読書会の秘密』
『デイアフタートゥモロー』
『ホテル・ルワンダ』
『ドッグヴィル』
『つぐない』
などです。

順位は気分によって入れ替わります。
1『愛人ラマン』ジェーン・マーチ
こんなに複雑でいてストレートな性愛を描いた実話映画はない。当時のジェーン・マーチは世界一美しいと思う。また名シーンがあるのが不動の一位の理由。冒頭から、美しく素敵なシーン連発!
2『イエスタデイ』リリー・ジェームズ
奇抜なアイデア。爆笑するしかない会話の連続。ベネディクト・カンバーバッチまでディスる始末。
エドシーランが本人役を好演。リリー・ジェームズが『シンデレラ』以来のかわいい役。ビートルズの名曲を聴きながら観られる楽しすぎる恋愛コメディ。


3『イミテーションゲーム』ベネディクト・カンバーバッチ
4『13人の命』ヴィゴ・モーテンセン
少し前に、タイで起きた遭難事故。監督は、ロン・ハワード。さすがとしか言いようがないリアリティ。
洞窟に閉じ込められた少年たちを救うために、世界中から助けにやってくる勇敢な人たちの実話。緊張感が半端ない。早くBlu-ray化しろ。



5『シンドラーのリスト』リーアム・ニーソン
言うまでもなく、ユダヤ人迫害をテーマにした戦争映画の大作。
6『LET ME IN』クロエ・グレース・モレッツ
スウェーデン映画のリメイク。
ヴァンパイアの少女に恋をした気弱な少年が恋愛パワーで、強気、強気になるのがかわいい!
猟奇殺人が出てくる映画だが、純愛映画だと思ってる。ちなみに、邦題、映画のテーマとまったく関係ありません。いい加減にして。


7『ヒューゴの不思議な発明』エイサ・バターフィールド  クロエ・グレース・モレッツ
マーティン・スコセッシ監督が、映画愛を子供たちに教えたくて製作した名作。子役二人が天才的に熱演している。13歳のヒューゴ、かっこ良すぎるよ。

8『タワーリングインフェルノ』スティーブ・マックイーン  ポール・ニューマン

9『アンストッパブル』デンゼル・ワシントン  クリス・パイン
暴走する貨物列車を止めるために命をかける初老の運転士とやる気がない新人の友情。
クリス・パインが後半からイケてる。



10『世界一キライなあなたに』エミリア・クラーク  サム・クラフリン


10だけ、ありそうな恋愛映画だが、ラストが実話を元にしてあり、感動的なラストを求めた観客を複雑な心境にさせた観客に媚びてない映画。それが良いのと、キャスト全員がきちんとその役の使命を果たしている隙のない脚本。

番外編 古典作品
『カサブランカ』『戦争と平和』『バルタザールどこへ行く』

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