【海外生活】駐在2カ国目。バンコクからマニラに引越して1ヶ月住んでみた感想。
こんにちは。
タイ生活6年→マニラに引っ越し駐在帯同2カ国目に入った、Yukoです。
フィリピン・マニラ🇵🇭で生活を本格的にスタートして、ようやく1ヶ月が過ぎたので、住んでみた感想をそのまま綴ってみました。
結論としては、タイ・バンコク生活が快適過ぎたの一言。どうしても直近住んでいたバンコクとの比較になってしまうので、フィリピン・マニラが大好きな方が読まれると、不快に感じられるかもしれません。ご容赦ください。
⚫︎フィリピン・マニラに住んで良かった事
・街が思ったよりも綺麗
私が住んでいるのは、BGC(ボニファシオ・グローバルシティ)という、フィリピンの近未来都市と言われる最先端のエリア。
計画的に造られた新しい都市なので、イメージとしては新宿みたい。道が凸凹で、ベビーカーで歩くのが大変だったバンコクと比べると、公園も多く、歩道も広くて、綺麗で歩きやすいです。
カナダ人のYou TuberがBGCのレポートをしているVlogを見た時は、トロントみたいだ!と言っていたので、良くも悪くも、世界のどこにでもある大都市のようとも言えるかも。
徒歩圏内にモールやレストランが充実しているので、生活はしやすく、緑が多いので、散歩をしていても気持ちが良いです。
●どこに住むか迷われている方は☟
・超!ドッグフレンドリー!
コンドの敷地内や、公園、ハイストリートなど、比較的どこでも犬を連れて行けます。
驚いたのは、モールは勿論、レストランやスーパーの中でも犬を連れて行ける事。勿論マニラでも、犬NGの場所がありますが、当たり前のようにあちこちに犬がいるので驚かなくなりました。
一方、バンコクは近年犬連れにとって環境は良くなってきたものの、ペット可の賃貸物件も少なく、基本的に公園も犬が出入り禁止だったり、家の周囲の道も綺麗では無いので、引っ越してからお散歩環境は良くなりました。
犬連れ駐在の我が家には、とってもウェルカム!
⚫︎どこでも英語が通じる。
タイは当たり前ですが、タイ語。観光地のバンコクだと英語も日本より通じると思いますが、時折タイ語only環境下になる事もありました。
お恥ずかしながら、私はタイ文字の勉強を途中で挫折したので、街を歩いてもタイ語だと何が書いてあるか分かりませんでした。レストランのメニューもローカルな場所に行けば行くほど、稀にタイ語のみのお店もありGoogle翻訳のお世話になる事も。
その点、フィリピンに来てからは英語が通じるし、街を歩いでも基本的に英語表記なので助かります。
・外食は気持ち少し安い
円安バーツ高のタイ。我が家が赴任した当初は、1THB=3円〜3、3円でしたが、今や4、1円位なので、日本円に換算するのをやめたほど。
来タイ時は200THBからでも結構良い感じのランチセットがあった印象ですが、在タイ中にどんどん値上げされて外食は高くなりました。
フィリピンは1PHP=2、5円。レストランでメニューを見ると、タイと同じくらいの数字が並ぶのですが、×4していたのが、×2、5になるのでお財布に優しいです。
例えば、ちょっと良い感じのイタリアンレストランで
ピザ・マルガリータをオーダーした場合の比較は
🇹🇭359THB=1478円
🇵🇭395PHP=1018円
と、少しお安く感じるのが嬉しいところ。
食事に関しては、和食のレベルが高く、本場のタイ料理も美味しく、何を食べても大体美味しかったタイが恋しいのが正直なところです。
フィリピンもスパニッシュはどこで食べても結構美味しいので、美味しいレストランをどんどん開拓していきたい!
⚫︎国内に綺麗なビーチが沢山!
先日は初の国内旅行でセブ島に行って来ました。国内線で1〜2時間くらい飛行機に乗れば、いろんな島に行けるのは魅力的。車で行ける距離でもダイビングが出来る良いスポットがあるそうです。
⚫︎フィリピン・マニラに住んで困った事
・日本人向けのサービスがバンコクほど充実していない。
個人的には、東京都バンコク区と言っていた位、日本人が海外で住むには生活しやすい、日本のように生活できる都市だと思います。所謂、駐在当たり国。
フジスーパーで買い物をして、日本人小学校に子供を通わせ、日本人入居率100%のコンドに住み、子供は公文や駿台など日系の塾や習い事をして…と、日本に住んでいるかのように暮らすことも可能です。大人も日本語で習える習い事が充実していて、退屈することはありません。
・食材調達が大変。
スーパーの野菜、特に葉物野菜のクオリティが低いので、正直スーパーに行って、しなしなの野菜を見るとテンションが下がります。ローカルマーケットに行くと、安くて新鮮なお野菜が手に入るそうですが、住んでいるエリアからは若干遠いです。
また、日本食材のお店もありますが、小規模で値段も高く、点在しています。
パンはここ、豆腐はここ、肉はここ、野菜はここ…と、買い出しに行くと、何ヶ所か回る事になるので大変です。フジスーパーやドンキ、グルマに行けば、買い物が一度で済んだバンコクと比較すると、食材調達の難易度は高いです。毎日の事なので、主婦にとっては一大事。
とは言え、高いけれど一通り必要な物は日本食材は手に入ります。他国にスライドした友達も同じような悩みを持っているし、更に大変な国もあるので、贅沢を言ってはいけませんね。
●フィリピン・マニラでの食材探しはこちら☟
マカティ編と、BGC編に分かれています。
過去記事☞ 従兄弟がバンコクに遊びに来た話
・治安は良くない。
よくマニラの治安はどうなの?と聞かれます。どちらかと言えば、スラムのイメージや、銃社会である事、直近だと特殊詐欺グループのイメージが強いのではないでしょうか。
私個人は、まだ安全なエリア(BGC、マカティ)でしか行動していないので、なんとも言えませんが、街であちこち立っているセキュリティの数や、ホテルやモールに入る時にセキュリティチェックがある=治安が良くないんだろうなと思います。娘の学校のセキュリティの人数にも、正直驚きました。
BGC内に関しては、セキュリティが多くて治安が守られています。私も日中であれば、1人で歩いてどこでも行けます。が、外国ですしスリに遭遇したという話は聞くので、バンコク同様、軽犯罪には注意する必要があります。
BGCを出ると、一気にローカルなエリアに入って貧富の差を感じるのが正直なところで、日中ならどこでも大概1人で街歩きができたバンコクと比べると、どこでもフラフラと歩くわけにはいかないのがマニラなのかな…という印象です。
・部屋が狭い。
東京のような大都市と比べると、広い部屋に住むことが出来ますが、基本的にマニラのコンドは、特にBGCエリアはのコンドは狭くて家賃相場も高いです。
これはマニラの不動産エージェントにも言われましたが、バンコク、クアラルンプール、ジャカルタなど東南アジアの他都市からスライドして来たクライアントから、いつも狭いのに高い!と苦情を言われると話していました。バンコクと同様の条件でも探して頂きましたが、金額がはまりませんでした。
バスタブがある部屋も少ないと思います。今住んでいる部屋もシャワーのみです。
現在の住まいはバンコクで住んでいたコンドと家賃はほぼ同額ですが、広さが半分になったので船便136箱が収まらず、片付けに今も四苦八苦しています。
・インターナショナルスクールの選択肢が狭い。
160校以上と言われるくらい、選択肢が多く、昨今では教育移住先としても人気のバンコク。比較すると、マニラはインターの選択肢が狭くて驚きました。
マニラに居住経験のある方に色々教えて頂き、自分でも調べましたが学校選びは正直難航しました。
そして立地が良く人気のあるスクールに生徒が集中するので、学年によってはウェイティングになってしまう事も。我が家も希望するタイミングでは娘の学年に空きが無かった為、先に主人が赴任し、母子で学年末までバンコクに残り、やっと希望の学校に入ることが出来ました。
バンコクから他国にスライドした友人も同じように学校選びには苦労していたので、駐在家庭における学校問題は、学年が上がる毎に悩みの種になっていきそうだなと感じました。
⚫︎過去記事→娘の学校選び。選択肢が多いと悩むけど、幸せな悩みでした。
・美味しいレストランばかりとは限らない。
マニラにスライドが決まったと、バンコクの友人達に話したら、ご飯が不味いよと、口を揃えて言われたのを思い出します。
実際、食べられないレベルの食事に当たった事も。最近では、味覚が違うから仕方がないのかなと悟り始めたところです。
スペインの植民地だった事もあり、今のところスパニッシュはどこで食べても美味しい!イタリアンなどの洋食も比較的美味しいです。料理は苦手ですが、自炊を頑張ろうと思います。
⚫︎VISAの取得に時間がかかる。
こちらで出会った友人達も、結構口を揃えて言っていました。VISA取得に数ヶ月かかる事もざら。VISAが無いと、銀行口座も開けないので色々生活に支障が出ています。これは待つしかありません。
⚫︎まとめ
まだマニラに住んで1ヶ月と少し。生活も立ち上げ中の身なので、6年住み、何でもあって充実していたバンコクと比べてしまうとギャップにばかり目が行きがち。
新しい国にもっと早く慣れて、もっと楽しく過ごしたい!という気持ちも焦るところはありますが、駐在も2カ国目。
海外引越し、生活の立ち上げや、人間関係をまた一から構築していく事の大変さは良く理解しています。時間が必要なことだし、今は焦らず毎日家族健康で生活が出来ればそれでOKというスタンスで、一日一日を前向きに過ごしていきたいと思います。
長文お読み頂き、ありがとうございました。
⚫︎Instagram→子連れ旅行、海外子育てについて発信中。
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