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FinTechの同志への第一歩。 #誰がFinTechを制するのか を読んで感じたこと

私がまずこの本を知ったきっけかは、藤本さんのTweetから。

ギリギリ29歳だったのと、ちょっと気になったので応募してみました。単純に本だけが届くと思っていた私にとって、北澤さんからのお手紙はサプライズでしたし、めくった後に、自分の名前が直筆で書いてあって、めっちゃテンションが上がったのを覚えています。

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せっかくなら、これから同志になってくれるかも知れない方に贈ることにしました。

はい、もう勝手に北澤さんの優しさに同志にならねば!という使命感が生まれました(笑)。テンション上がってTweetしたのがこちら。

藤本さんから、リプライもいただいて、感想といっても140文字では収まりきれないくらい色々と考えさせられたのと、このnoteを書いているのも、通常なら1600円するものを、贈っていただいて、しかも郵送の手間とお手紙の封入と、私の名前の記載とスタンプと…と考えると、何かお礼をしたいと思って、勝手に書き進めています。(みなさん、面白い本なので買ってくださいねっ!←私は買わずに頂いた身なのに…w)購入はこちらからw(決して、ステマではないですw、同志だと思い込んだ私が、誰からも依頼されずに、勝手にこのnoteは書いてます)そして、読んでみて感じたことを、勝手に綴ります。

FinTechって、もっとムズかしいことだと思ってた

読み進める中で、自分が抱いた感情は「FinTechって、もっとムズかしいことだと思ってた」ということです。それはおそらくFinanceという言葉が付くので、金融機関に関するお話だと無意識に思っていたからかもしれません。ビジネスをしている以上、お金は発生して、お金の移動があるならFinTechということが書いてあった時には(記憶が曖昧で間違ってたらすみません)なるほどなぁーと、本を読みながら頷いてしまってました。笑

キャッシュレス社会も、FinTechの一つだと考えたときに、キャッシュレスという言葉の方が私にとっては、とても馴染みがありました。「そっか、そんなムズかしいことじゃないんだな」と。加えて、私もできるだけSuicaやQUICPayで支払いしたいし、キャッシュレスの方が、会計もとってもスムーズなので、キャッシュレス化になって、1人10秒短縮できることが、とても時間の有効活用じゃん!とか思ってるくらい、キャッシュレス化は大賛成派なのです。コンビニの無人レジもめっちゃありがたい。(無人レジに並んでいる人少ないから、スイスイ購入できるのでね!)

ユーザーの支払いを楽にするという視点が実は、FinTechの分野になる

第二章「フィンテックと言わない人々」では、日本交通の川鍋さんのお話と、メルカリの小泉さんのお話がありました。

ユーザーが一番使いづらいと思っている問題点を解消しようとする試みから、すべてが始まっている。

なるほどー。確かに、早く降りたい乗客と、なるべく停車時間を短くしたい(後ろからどんどん車が来る)運転手にとって、最後にお金ジャラジャラ、お釣りは〜という流れって、本当に勿体無いし、お互いにとってアンハッピーだなぁーととても納得しました。それを解決しているのが、FincTechの技術力なのかぁーと。何気なく、Suica決済やアプリ決済に助けられていたけれど、本当にありがたいことだなと、感謝せねばと痛感。(そういえば、前はSuica使えるタクシー少なかったですもんね。もっと時間を短縮にーーって思うと、「Suicaでお願いします」っていうと、わざわざ端末に手打ちで金額を打つところがほとんどで、手打ちって金額間違えるリスクもあるし(だから毎回「金額をお確かめのうえ、タッチお願いします」って定型文言われるのだと思うけど)あれをもっと、コンビニみたいに、Suica端末に自動で移行できるとスムーズだし、金額間違えるリスクも減るのになぁーと思ったり。もうどこかが開発進めているんですかね…そんな未来を楽しみに待ってます!)

お金がない未来も近い

個人的に衝撃だったのが、お金がない未来も近いということ。それは技術的な部分での解決もそうだし、価値観の変化も大きいのかなと思えました。昔はおそらく、車を買ってマイホームを購入するお金持ち=幸せだったかもしれないけれど、幸福の定義って人によって様々で、今後は、お金を払って働く世の中になるかもとか言われているので、お金って本当になんなんだろうって思えてきました。私の場合は、モノ消費よりも完全にコト消費派なので、何かやりたい時、何か経験したい時に、不自由のないお金は必要だなと思っているけれど「めっちゃお金欲しいー!」とは今はなってないって感じですね。現に、次の転職先は年収ダウンの転職になります。だけど、転職先での経験値や成長環境がある方が、お金よりも魅力に感じたので、そういう決断をしたのでした。

個人的に、励まされた言葉というか、素敵な考え方だなと思ったのを抜粋します。

中国では、いわゆる"アリババ経済圏内"での「ジーマ信用」が高いと、ホテルのデポジットが必要なくなったり、自転車のレンタルや携帯電話の充電器の使用が無料になったりします。お金持ちが偉いということではなくて、社会のルールをしっかりと守っている人がきちんと評価されるようになるかもしれませんね。

お金を持ってる人が発言権があるのではなく、きちんと真摯に生きてる人が認められる世界になるなんて、とっても素敵な世の中になれるなぁーと。 

また、スマホ決済(QRコード決済)では、デンソーの技術が使われていたり、インドのアドハー(指紋認証できれば銀行口座の開設や日々の買い物ができる仕組み)のシステムを提供しているのは、NECだったり、やっぱり日本の技術力ってすごいんだなって誇りにも思えました。

日本のキャッシュレス化はどこまで進むのか

日本の紙幣はキレイで精巧にできていて偽造も難しい

ホンモノのお金に対しての信頼度が高すぎるから、キャッシュレス化が加速しないというのも、本を読んでいて、なるほどーと思いました。(なるほどーしか今回書いてない...語彙力の改善に務めます。汗)

最近あったPayPayのキャンペーンでは、キャッシュバックキャンペーンや、ダウンロードするだけで500円分もらえるというメリットがあって、かなりムーブメントになった気がしたのですが、結局導入ハードルを下げたがゆえに、セキュリティコードを何回も入れられる設計になっていて、カード番号流出による不正使用がニュースになっていたり…。せっかく素敵な流れが出てきたのに、こうやって悪用する人がいるのは、本当に悲しいです。

海外は偽札が出回っていて、紙幣よりも、QRコード決済の方が顧客も店員も安心できているから、こんなにキャッシュレス化が進んでいるのかもしれないとも書いてありました。個人的に、カード決済やスマホ決済への使うまでのハードルは、全然高くなかったのですが、人によっては導入ハードルが高いとのことで、それは生きてきた環境なのか、人によってどう導入ハードルの高低差があるのかは、とても気になりました。(そうゆう文献やレポートまとまってたら、どなたか教えてください。カードをまた年齢やタイミングなどがどうゆう環境要因によって左右されるかは気になります)

まだまだ私の周りにも現金主義の方もいて、カードを一枚も持ってなかった社会人の同僚も普通にいました。お金があるだけ使ってしまうという感覚が私は全くわからないのですが(反感買うのわかっていて記載していますw)やっぱり目に見えて、「紙幣が減っていく=お金を使った」という体感を欲している人は多いのかなとも思ったり。

色々つらつらと綴ってしまいましたが、色々とお金に対して考えるきっかけを頂いた著者の北澤直さん、プレゼント企画を教えていただいた藤本あゆみさん、本当にありがとうございました。

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想いが届いたみたいで、嬉しい!







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