見出し画像

私が畑をする理由 自然に見せかけた不自然な世界

私がなぜ野菜を育てるか。
若杉ばあちゃんの本に出会い、若杉流食養を学び始めた。
私たちの体を作ってくれる、大事な食べ物。
食養を学ぶ前の私は、有機栽培とか無農薬、オーガニックだったら、なんでもいいと思っていた。
しかし、有機栽培や無農薬、オーガニックだからといって、安全ではない事を学んだ。

食養の先生の若杉典加さんの言葉
「自然のように見せかけた不自然な世界」

この食養を学び、自然とは?を考えるようになった。

私たちは日本人。そして、生まれ育った環境がある。本当の自然とは。

若杉流食養には3つの大切にしていることがある。昔の人がやっていたこと。
陰と陽の物差し。
自然か不自然か。
昔の人はやっていたか。

この3つをふまえた野菜を販売してる人少ない。
私も色々と探した。

自然栽培、自然農法で育ててる。
固定種・在来種で育ててる人。
海外産の野菜ではなく、昔からある日本の野菜を育ててる人。
旬の野菜を育ててる人(オーガニックだからといって、一年中夏野菜を育ててるのは自然ではないと思う)

私の地元ではなかなかいなかった。
固定種在来種は、F1に比べて、実りが少ない。安定しない。
たくさんの種類の野菜を植えないとお客様が満足しない。よって、新しい野菜も植える。
そもそも、野菜を販売する農家さんは収益がないとダメ。

こうなっては、私が自分で育てればいいんだと、思った。
ありがたい事に畑の土地があるんだから。

そこから私の畑の道へと歩んでいった。
畑のこと何も知らない私が。
株間や条間や畝などの、単語も知らずに…

つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?