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薬草ガーデンの作り方

この春から勉強します。
薬草ガーデン講座を申し込みました。
通信教育です。

半年後の退路を断つというほど大袈裟なものではないですが、誰かに宣言しておいた方がやる気が出るかなと思いまして。

やっぱり見よう見真似で庭作業していても自信がないんですよね。

教材が来て自分が興味のある薬草・薬木のことを調べたら、早速発見がありました。

・山査子は凍結厳禁
・サフランは雨があたらないように育てる
・サフランの球根は浅く植えると小玉に深く植えると大きく育つ
・チンパンジーは薬草が使える

3月に入っても凍結して外水道が昼まで使えない日がある山間地に山査子は向いていませんね。道理で庭木として近くで売られていないわけです。
効能が魅力的で山査子飴というのを小説で読んで知ってから憧れていましたが、うちで育てるのは諦めます。

一方で、サフランは雨がじゃんじゃん降った日も多数あったのに、よく生き残ってくれました!寒さにも強く、アゼルバイジャンのYouTubeチャンネルを見てから寒さに強いならうちの地域でも向いているかもと考えたのは、間違いではありませんでした。
雪こそ降りませんが寒くて高地。球根がネットでも売っていませんが、8月に植えると良いそうなので夏にホームセンターに通って売られていたら即座に買おうと思います。

とりあえず、雨が良くないということなので、サフランの鉢植えを軒下に移動しました。小さい鉢の方は葉っぱの色がよくないので、早めに別の大きな深い鉢に植え替えようと思います。
球根がなかなか手に入らないので、まだ地植えは怖いです。
今年薬草について勉強して、鉢で球根が増えたら、来年は地植えしてみようと思います。

庭作業に興味を持ち出して3年目。noteに庭のことを書き出したのも丸2年以上になります。
3年目にしてやっと薬草の本で学び始めるとは、私の薬草の学びは亀の学びです。

人類は紀元前から薬草を使っていたといいますから、古代人よりも知識がない可能性大です。いや、ひょっとしたら類人猿にも劣るかも。

研究家によって、チンパンジーのある群れが寄生虫を防ぐために毎日ある薬草を口にしていたことが明らかにされているそうです。
他の群れはやらないのにその群れだけが毎朝薬草を口にしていたんだとか。それはその効能に気づいたあるチンパンジーが群れに教えたからその群れだけが薬草を食べるという行動をしたと考えられています。

個人的な想像ですが、他の群れはあまり食べないということは好んで食べるほど美味しい草ではないんでしょうね。
最初口にしたのは気まぐれだったかもしれませんが、それが身体に良さそうと気づいて、毎日とるようになり、仲間に教えるというのが聡明だなあと思います。

猿や鯨は文明を持つそうです。なるほど薬草一つを取っても猿が文明的であることがわかります。

果たして、私はチンパンジーくらい賢いでしょうか。知り得た有益な情報を誰かに共有できる生き物でしょうか。

もし、生まれ変わりがあって、私が前世チンパンジーであったとして、教えてもらう方の立場だっただろうなと思います。それどころか、その薬草が美味しくなかったら、毎日食べることを怠って、寄生虫にやられていたんじゃないかと思います。

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