見出し画像

「晴れの日は下手の横好き」第十五回 これから毎年ボリジの咲く庭を

謎の花

今年3月に咲きはじめ、しばらくその植物名がわかりませんでした。
キンセンカと間違えていました。
しかし、葉っぱが毛むくじゃらで何か違う。
noteで他の方の記事を読んでわかりました。
3月半ばから花をつけはじめたそれは、青い蝶のようにみえました。
名前はルリジサ。英名でボリジというハーブです。
3月から7月に花を咲かせます。なぜか鉢植えのボリジの成長が早く、鉢植えのものだけにゅうっと伸びて3月に咲きました。

一つの鉢からはみ出して伸びています。


葉っぱの成長速度が芽が出た場所で違いすぎると思っていたら、鉢植えの土は肥料が効いていたのかもしれません。土が少ないのに、鉢植えを覆い尽くすほど葉っぱを広げています。

薬効

黒い部分をつまむと綺麗に萼から花弁を外せます。

滋養強壮や風邪の治療に利用されます。カリウム、カルシウムが多く含まれているので、多量摂取にならないように注意が必要です。なお、ピロリジジンアルカロイドを含むため(キク科、ムラサキ科、マメ科の植物に含まれる。ボリジはムラサキ科)、多量摂取すると腎臓障害の恐れがあります。妊婦さんは利用を避けた方が良いです。

利用法

・いちごのコンパニオンプランツ
・葉っぱはサラダとして生食したり、おひたしや天ぷらなどで食す
・花はサラダの飾りや砂糖漬けにする

栽培方法

多湿に弱いので、日当たりの良い乾燥した場所で育てることが望ましいです。ただし、我が家の生育状況を見ると、結構どこでも育ちます。
種まき時期は、春または秋です。
大きく良く育てるためには、秋に種まきをすると良いでしょう。こぼれ種がよく発芽するので、いったん栽培すると多年草のように毎年出てくるとされています。
すっかり存在を忘れてキンセンカと間違えていましたが、昨年の秋に種まきして、順調に葉っぱが出てきたことを考えると、一般に考えられている以上に耐寒性はありそうです。ただし、一部茶色くなった葉っぱもあります。
草丈は30センチメートル以上大きいものだと80センチメートルほどになるそうです。我が家のものは、今のところ50センチ近いと思います。

花の砂糖づけ

卵白を刷毛で塗って砂糖を纏わせ、砂糖づけにしてみました。

ハーブランチ

焦げちゃいましたが、牛乳にお酢を入れて、煮込んで手作りクリームチーズを作り、そこからさらにクッキー生地を作ってチーズケーキを作ってみました。タルトが焦げてしまいましたが、これは魚焼き器で焼いた分で、タルト生地でない方のチーズケーキは無事です。かなり甘さと塩分控えめのきちんとした食事ようなおやつが出来上がります。

ボリジの砂糖漬けをチーズケーキに飾って食べました。またお茶にも沈ませてみました。このお茶はりんごの皮とハチミツと紅茶を煮込んでいます。

上記に書いた通り調べたら、大量摂取は体によくないとあったので、トマトと残りのクリームチーズのサラダにはボリジを加えず、納豆にしました。
また、写真の炒めご飯は刻んだミントの葉と卵を具にしました。
全体的に見た目以上に爽やかなハーブご飯ランチになりました。

この記事が参加している募集

つくってみた

よろしければサポートお願いします。いただいたものはクリエーター活動の費用にさせていただきます。