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【猫の避妊手術の計画中】クラファンの仕組み


ご挨拶


 普段わたくしの日常記事を読んでくださっている方、たまたま目に留めていただいた方も、今回このタイトルに注目してくださってありがとうございます。
 猫様とごはんです。

 今回このように改まって挨拶をさせていただいているのには理由があります。現在、私は、

「飼い主のいない猫たちの避妊手術」

を計画しており、そのためにクラウドファンディングに挑戦中です。

そのプロジェクトについて、こちらのnoteの記事に書かせていただきました。しかし、上記の記事を読むと、避妊手術をするということ以外、プロジェクトの内容を書いておりません。
もちろん、協力いただくサイトにはもう少し詳しく内容を書いています。

普段猫記事についてばかり書いてきたわけでもないので、急に猫好きのようにこのような宣伝をするのもいかがなものか・・・。それは押し売りではなかろうか。noteで普段やっていることと別の話だから・・・。などとぐだぐだと考えてしまい、きちんとした説明を避けてしまいました。
今は、それを非常に反省しています。
共感いただけるか半信半疑で、だれからも見向きもされないで終わるだろうという気持ちがはじめる前に9割がたあったんです。
でも、それは実際に興味を持っていただいた方に失礼でした。

改めて、説明をさせていただきます。
勝手なお願いですが、私のプロジェクトに限らずクラウドファンディングによる支援をお考えの方は、目次にある最後の「ご支援いただくやりかた」をご覧ください。

クラウドファンディングに至った経緯

 クラウドファンディングといえば、私はこれまで「ファイアワークス」しか知りませんでした。実は、いま飼っている猫2匹の時も我が家で飼うのは難しいのではないかと考えて、ファイアワークスに登録しました。しかし、掲載審査に落ちてしまいました。今考えると、あまりにも無知で当然だったのですが、その理由が4年前や2年前には全く分かっていませんでした。

 我が家は地方の山間部にあり、庭が広めです。母屋以外に古い建物も二つあり、子供の頃から野良猫がやってきて居つくことはありました。しかし、犬を飼っていた期間も長く当時は外飼いだったので、犬が追い出して、人間に近づいてくることはあまりありませんでした。

 大人になってひょんなことから実家に戻ってみると、そこには弱った子猫が居ついていました。まだキティーアイの青い目の子猫で家族は絶対飼わないと言っていました。しかし、だんだん弱ってきて、あまりにも人懐っこい性格だったので、飼うことになってしまいました。二匹目は我が家の中に入ってきて、出ていかずにそのまま飼っています。

 そして、今回。
 拾って飼ってばかりではきりがありません。離れの物置になっている場所で子猫を生んだ猫がいても、放置しておりました。それ以前に体の大きい灰色の猫が庭にやってきており、その猫が父猫であることは明らかです。
 そして、その父猫は子育てする子煩悩な猫でした。母猫は長毛で頭としっポイントカラーが入った猫。子猫を生む前から見かけたことがあり、存在を知ったのは8か月以上前です。きれいな猫で、外に出されている飼い猫なのだろうと思っていました。
 しかし、次第に毛はバサバサになり、小さな怪我も増え、トレードマークだったばさばさのしっぽは短く切れてしまいました。ほかの猫も外には向かないのでしょうが、これはいよいよ外生活が無理な猫なんだろうなと思っていたら、8か月以上生き延びました。子猫二匹を育てて非常に子煩悩で情が移ってきました。

 さらに3月に入る頃、我が家で狸をみかけて動画に撮りました。疥癬にかかった狸でした。遠目では、皮膚病までわからず、スマホの映像を見返して気づきました。ネットで調べると、ノミ・ダニも原因の一つで皮膚病にかかり、放っておくとそのまま1か月もたず衰弱死するそうです。
 長毛の猫も皮膚病にかかりやすいことは想像がついたので、因果関係は分かりませんが、保健所に相談しました。猫の避妊手術については助成金制度もありますが、3月なのですでに予算がありませんでした。また、今年の4月より制度が変わり、クラウドファンディングをはじめたのは、その詳細が出ないタイミングです。また、助成金が出たとしても昨年までだと全額ではありません。これは住んでいる地域によります。
 また猫の避妊手術を登録して無料でやってくださる施設があることも1匹目の猫たちを飼った経緯で知っています。しかし、そちらはうちからは遠方です。1匹目もけがをしたタイミングで動物病院に連れて行きました。すると、ノミだらけだったり、寄生虫がいたり、抗生物質を売ってもらったりと1か月以上通院が続きました。幸運にも2匹目はワクチンだけで済みました。基本的に猫は拾ったらワクチンなどしばらく通院が必要なのはわかっています。また、避妊手術だけでも、4匹遠方まで(片道2時間)行ったり来たりは現実的でないと考えたのです。

さらに、家族もその2週間後に皮膚病の狸を2匹見かけたと言います。
不安になったのです。
結果的に言えば、猫のためではなく、自分のためです。
もちろん、避妊手術でノミ・ダニ対策まではできませんが、猫が増えることによってノミ・ダニを媒介して病気が広がるということを少しは軽減できるんじゃないかと考えています。

以前書いたことがありますが、私の住んでいる地域でもマダニで飼い主さんと獣医さんが亡くなった例があるそうです。そのために、ノミ・ダニ対策のできていない猫さんの診察が難しい場合があるんだとか。我が家の一匹目の猫の時は最初にそのことは言わずに診ていただけて幸運でした。

 猫は月齢によってノミ・ダニ薬の制限もあり、また体質に合わない薬もあるので難しいです。最初に駆除せず、手術ということは考えておりませんので、子猫が大きくなるまで様子を見ていたというのもあります。自立して子猫たちは出ていく可能性もありました。避妊手術をしてあげるべきか否か、家族で意見も割れていました。

READYFORのクラウドファンディングの仕組み

今回私は猫の避妊手術のみをプロジェクトとして計画しました。
こちらのサイトで相談させていただくにあたり、保護活動にはある程度のハードルがあることを知りました。
それについては詳しくは書きませんが、当然ですよね。

私もクラウドファンディング(以下、クラファン)を利用するのは、はじめてで知っているのは自分のプロジェクトで担当の方に助言いただいたことと、サイトでほかのかたのプロジェクトを見ての推測の範囲になりますが、今後クラウドファンディングを何らかの形で検討される方の参考になれば幸いです。

非常によく考えられたプロジェクトがたくさんあります。

プロジェクト掲載から目標達成に至るまで

こちらのクラファンでは、プロジェクトの掲載前に審査があります。

①ネットで登録

②電話相談を予約

③電話で何をしたいか伝えて相談

④プロジェクトページを記入(一度目の電話で書き方など説明してもらえます)

⑤二回目の電話相談は任意(プロジェクトの申請後の審査中でも相談可能)

⑥申請後に修正内容をメールでやりとり

⑦掲載前にプロジェクト達成までの期間を決める

私のプロジェクトの場合、10日~50日までの間で期間を目標金額設定できました。40日を選んでいます。

以下、自分でもご支援やプロジェクトをやってみたいと思われる方の大事な点だと思う部分を列挙しておきます。

・掲載料は無料
・目標額を達成すると手数料がかかる
・達成しないと解散になる
・支援者に対するリターンを設定する

 目標額を達成しない場合は返金になるというのは、私のプロジェクトのケースで、年度が替わったので定かではないかもしれませんが、そのように説明を受けました。そして、返金になるということは目標額を達成しなかった場合、支援金は受け取れません。

 私の場合、達成した場合、活動と報告が必要です。個人と団体の場合でもケースが大いに違うでしょう。猫の手術台や通院・ワクチン代がどれくらいかかるかこれを読んでいただいている方はご存じの方も多いと思います。
 私の場合は、個人でできる範囲で避妊手術のみのプロジェクトを考えています。それ以外をしないというわけではないですが、今回の件で譲渡活動などは制約というと適切な表現ではないかもしれませんが、ハードルがあることを知りました。

 猫たちに今回のプロジェクト以外のことをしないというわけではないです。ただ、それはプロジェクトの範囲外で絶対のお約束ではないということです。私ができることは限界があります。また、限度を決めなければかえって余計な事態を招くかもしれません。制約がある理由もなんとなくわかっております。

 今回のプロジェクトが達成できれば、今後またこういう事態があれば対処できるだろうというのは甘い考えでしょう。

 私は個人での活動でまた金額面からも、グッズなど制作しておらず、リターンはお礼メールになります。団体様の活動は幅広いと思いますので、ご興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

 私の目的とプランは至ってシンプルです。
一方で、クラウドファンディングにはほかのプランや意義深いプロジェクトがあるので、ご紹介します。

All in方式

 こちらは目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は寄付金を受け取ります。「みんなその方式にすればいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、こちらだと寄付のキャンセルができません。また、手数料なども変わってきます。

継続寄付とは?

 動物の支援に関しては、継続支援を利用されている方も多いようです。私は今のところ、検討していません。こちらのページは「毎月」支援を行う形です。
 県によっては多頭飼育については申請が必要な上限が決まっています。たとえば、ワンちゃんであれば10頭から保健所に申請が必要です。そもそも狂犬病ワクチンの接種などで犬は登録が必要ですから、飼育頭数について知らなくても、必要な申請は分かるのだろうと思いますが。
 誤ったことを書きたくないので、詳しい話はしませんが、こうしたことを担当の方に相談するうちに、まず「避妊手術してリリース」が私の目標だと考えるに至りました。支援いただいて「まあ、固いこと言わずに」なんて甘い考えて行動しては、善意を台無しにしてしまうかもしれません。

All-or-Nnthing方式

目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます。支援募集は〇月×日(?)午後○○時までです

スマホでページを見た場合、赤帯の「プロジェクトの支援にすすむ」のリンクの下に上記の文言があると思います。団体での活動でない場合「社会にいいこと」のカテゴリーで選択してプロジェクトを立ち上げると、申請がスムーズになるようです。それぞれのプロジェクトにはカテゴリーがあり、ハッシュタグで表示されています。また、ハッシュタグの下にXやFacebookなどで拡散いただけるリンクもありますので、直接のご支援でなくとも拡散いただけるだけで応援のメッセージが届くかと思います。

ご支援いただくやり方

 上記のようにわかりやすく、まとめてくださっている方がいらっしゃいましたので、添付しておきます。
 私もはじめるまで仕組みがよくわかっていませんでしたが、クラウドファンディングは”やりたいことのために目標額を達成する”ということが肝のようです。
それはそうですよね。「目標額行かなくて、実行に移せないけどいただいたお金はどうしよう・・・」と後から困ることにならないようにしなければいけませんよね。
 第一目標金額の後に、第二目標金額の設定があるのもそういった配慮なのでしょう。

 知識不足で、ご協力を仰ぎながらこのように後から説明する形になって申し訳ありません。

 「この一匹ならやってあげられるかも?」を延々続けてもきりがないと思い、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。達成できなかった場合のその後について、何もお約束できませんが、今回の経験は何らか活かせるのではないかと思います。

「あなた個人のためになってもそれは”社会にいいこと”のカテゴリーには入らないよね」と思われる方もいるでしょう。自分でもそう思います。ただ、行動しないよりは、明るい気持ちになれました。

 普段から誤字・脱字など乱筆が多く、この記事も不十分な点が多々あると思います。しかし、長くなってしまいましたので、このあたりでお願いとご報告を終わらせたいと思います。

 ご一読いただき、ありがとうございました。

※YouTubeに今回対象の猫さんたちの動画を今後は限定公開にすることにしました。noteやXなどリンクを知っている方全員が見られます。収益化しておらず、趣味の投稿で利用してきましたので、支援者限定にできず申し訳ありません。
興味を持っていただけたら、幸いです。
また、コメントはオフにしております。
ご意見ありましたら、noteにお願いします。note以外の他のSNSは頻繁に利用していないので、コメントに気づかない可能性が高いです。よろしくお願いします。

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