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和風の薬草庭に合う植物は?

英国風のガーデンは吹き抜けて見通しがよいものだそうで、高木中低木に囲われている我が家には合いません。
では、日本風の庭に合う植物ってなんでしょうか。
自生している野草はどれくらい残せばいいのか。
春が終わり、7月まで、あるいは秋まで楽しめる薬草を調べてみました。

①桔梗(ききょう)

秋の七草のひとつ。春の七草は食べて楽しむものですが、秋の七草は見た目の美しさが詠まれたのだそうです。しかし、キキョウは薬草としても使えます。キキョウの根を粉末にするとうがい薬になります。英語では「バルーンフラワー」。見た目の通りの名前ですね。青い風船のようです。
種子播きは4月中旬から6月下旬まで、あるいは9月に行います。
まだ間に合いますが、種が売っているところに出会っていないので今年は縁がなさそうです。

②紫蘇(しそ)

夏から秋まで、毎年我が家の庭に勝手に生えてきます。植えたのか、種が飛んできたのかわかりません。薬用に使用するのは紫色の赤紫蘇です。様々な薬効がありますが、シソの実(紫蘇子)はサバアレルギーに効くといわれています。

③フジバカマ

中国からの帰化植物ですが、日本では絶滅危惧種に指定され入手困難だそうです。入浴剤として使えば、肩こりや皮膚のかゆみを癒します。

④吾亦紅(われもこう)

昨年からずっとほしいのですが、どうやら自生地からとってくるしか方法がないようです。つまりは、手に入りそうにありません。あせもの入浴剤として使えます。

⑤女郎花(おみなえし)

これこそ自生しているのを見つけなければ手に入らないと思っていました。今は園芸店で売られているそうです。いつか出会いたいと思います。黄色が女郎花、白い花の男郎花(おとこえし)もあります。男郎花はどこかに生えているのを見たことがあるような気がしますが、似たような花がたくさんあるのでわかりません。
解毒作用がありますが、副作用があるので貧血の時には用いてはいけません。

⑥木槿(むくげ)

薬木ですね。これも庭木の枝をもらって挿し木するしかないようです。一体誰からもらうんでしょうか。韓国の国花。開花期は7月から9月。夏に幹、枝、根の皮をはいで水洗いして乾燥させて温服します。

⑦目薬の木

本州から熊本県南部に分布。植木屋で購入しなければなりません。肝臓の機能を昂進して、目の機能を高めてくれるそうです。樹皮を煎じて飲みます。
秋には紅葉します。目に良くて見た目も紅葉するなんて興味深い植物ですね。出会ったら、ぜひ庭に一鉢ほしいです。視力がとても悪いんですよね。

ほかにも私が知らない薬草が日本にまだまだたくさんあります。庭を飾るのに便利なものはぜひほしいです。そのためには、効能何より植物の名前を憶えておかなければいけません。植えっぱなしで、これなんの植物だっけ?と忘れて放置していては、庭が荒れるばかりです。

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