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『メモの魔法』を知って欲しい

唐突だが、私は幼い頃から『ノートに書くこと』が好きで、暇さえあれば書いていた。

◾︎自分の考えや思いをまとめるために
◾︎覚えておきたいことを記すために
◾︎なんとなく落書きしたくて    etc…

理由はその都度異なるが
『メモすること』は私にとって
『自分の気持ちを整理すること』だった。

それは大人になった今も変わらない。

営業職として商談してる時も、会議中も
「ゆまこさんは書くことが本当に好きね」
と周囲に言われるくらい、書く私。

「書いただけで満足するなよー」
と上司に茶化されるくらい書いていた。

モヤモヤぐるぐるなんか苦しい…
そんな思いを言語化して、吐き出すことで、自分を保とうとする、一種の防衛本能だった。

実際これは、精神科でも勧められる治療法のひとつで、自分の気持ちを知るための方法として注目されているらしい。

私はもともと精神的に脆いが、最近とある出来事から、心身を崩した。現在も治療中である。

そんな私が勧められたことは
『自分の気持ちを認め、整理すること』
だった。

ノートの世界は真っ白で、何を書いてもいい。
そして、それを読んで責める人もいない。
自分が自分らしくいれる、唯一の場所だと思う。

世間体や常識、こうあるべき姿など、しがらみだらけの世の中で、そういう場所があることは大切なんじゃないだろうか。

「人生の主役は自分。だからこそ
主体的に、自分がどうしたいかで行動すべき」
そう考えて生きている私だって、時に息苦しくなる。

両親にとっての「娘」として
お客様にとっての「プロ」として
会社の後輩にとっての「先輩」として
様々な面で「こうあるべき」という重圧を感じる。

全てを無視して、本音のままに生きられたら、どれほど楽だろう?
自分がしたいようにして、居心地がいい場所に身を置いて、笑顔で生きられたら、どんなに幸せだろう?

そんなことをノートに吐き出しながら
今日も必死に生きていく。

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