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仕事でよくあるスピードと質の話について

社会人になると、社内であれ社外であれ何かしらの成果物とそれに伴って納期というものが求められる。

わかりやすいのは資料作成などが挙げられる。

昔から、「スピードと質」という点でこの種の業務について語られることが多いと思う。

個人的にはある時点まで、この話についての見解について納得できていないことが多かった。

もちろん頭ではわかっているつもりでいたのだが「確かにそうだ!!」と思う感覚が得られていなかったというのが正直な想いでした。
※というよりそんなことを語れるほど仕事自体ができないダメ社会人だというのが正しい説明・・・

そんな私も、この種の業務をそれなりに重ねていく中で自分なりの解釈を得ることができた。

まず先に言うとスピードこそ大事にすべきだ!というこれまでの書籍等でもよく見かける多数派の意見に賛同するという極めて平易な結論ですw

ただ、自分なりに思ったことを要素分解して書いていきます。

まずは
①スピード
これって言い換えると「時間」です。

時間って基本的には同じ概念ですよね、私と、「どなたか一緒に仕事をしている人」のこの両者の関係において

『来週月曜の10時』って同じのはず。
※国などが違えば、厳密には異なりますが

なので、客観的事実として誰もが捉えることが可能。

次に
②質
これって言い換えると、「成果物の完成度」となり
自分にとって○○、それを受け取る相手にとって○○という形で2つの概念で捉えることができてしまいます。

つまり主観要素も客観要素もあるものです。

そのため、極端なことを言えば自分がどれだけ完成(完璧)だ!と思っても、その成果物の一次や最終の提出すべき方に「ここが思っているのと違う(完成度30%)ので修正してきて」「求めてたことと違う、、、」と言われたり、思われたりすることも全然あり得るということ・・・・

例えば同じ資料作成と提出という行為をした際に
①については、100回納期より早く出せば100回とも「速い!」という評価を得られることでしょう。

がしかし

②については100回資料提出したら下手したら99回くらいは「ここをこう直して」ってなる可能性があるかと、、、

上記の考えから、仕事という相手のある業務遂行の中で、確実に共通の価値観で語れるのは①のスピード・速さという時間の概念であろうという考えに至りました。

時間と納期という軸の中で「速い」という概念は誰がどう見ても「速い」

成果物の質という意味での完成度が100%(相手が求める最低限の状況)に至るまでは、何度も加筆修正のやり取りを往復する可能性もあるものなので、自分なりに50%から60%のできの自己評価だったとしてもひとまず完成という状態として、スピードを意識して動いてしまうことが有用ではないかと思っています。

これらのことから、Facebook(現:メタ)の創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏の以下格言がその通りだなあと心の底から納得する今日この頃。。。

「完璧を目指すよりまず終わらせろ(英語:Done is better than perfect)」

と、まあ散々わかったようなことを書いておきながら、人に見られるモノの見栄えとかそういうのめっちゃ気にしてしまうので、スピード意識して頑張っていきたい!

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