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楽しくはたらくために大事なこと

今日は「はたらく」ということについて書いてみたいと思います。


東京に住んでいると、はたらく難しさを感じることがあります。

満員電車、はたらく時間、いろんな要素でストレスがあるかもしれませんが、根本は仕事へのスタンスを変えることで変わる部分があると僕は感じています。

僕自身はコーヒーが好きでコーヒー屋をはじめて10年になります。好きなことを仕事にできている幸せ者なのかも知れませんが、僕は僕なりに、ストレスの多い社会を目の当たりにしながら、自分のチームがどうやったら楽しくはたらける環境になるかや、まわりの働き方について考えてきました。

少しでも多くの人がハッピーにはたらいていけるように、今日は僕なりの仕事への考えを書いてみます。


どうやったら気持ちよく生き生きとはたらくことができるかということを考えると、僕は、「自分にしかできないことをやる」ということと、「チームを大切にするということ」と、「主体性を持つということ」が大事だと思います。



まず1つめの、「自分にしかできないことをやる」ということについて。

これは、自分の個性を認識するということと、その個性を生かせる仕事を選ぶということによって成り立つんだと思います。

ほんの些細なことだっていいと思うんです。例えば自分は人よりも明るいとか笑顔が褒められるとか、特定のことに情熱を持っているとか、話すのが好きとか。当たり前だと思ったり、仕事的なスキルじゃないと思うことでも意外と仕事に結びつくものだと思います。人として自分の特徴や強み、弱みを知って、その特徴が生きる仕事につけると、仕事で自己肯定感を得られやすいと思います。

仕事って、何か価値をつくって、その価値を感じる人から対価をもらうことなので、自分だからこそできる仕事だと思っている以上、自分が必要とされていたり意味があると感じられるはずです。

逆に、誰でもできること、自分じゃなくても一緒だと仕事に対して思ってしまうと、使命感も肯定感も感じにくく、時間を売って給料をもらうだけになってしまうかもしれません。もちろんそれ自体は悪いことではないと思うのですが、さらに有意義にはたらけるときっと楽しいと思います。

これは、仕事自体を無理に変えなくても、今の同じ仕事であっても考え方次第かもしれません。自分だからうまくできていることって気づいていないだけで意外とあるはずで、小さなことでも認識するだけでだいぶ気持ちが変わるんじゃないかなと思います。

僕がやっているコーヒー屋では、コーヒーを淹れてお客さんに提供するという同じ仕事であっても、コーヒーの伝え方、豆ごとのおいしさの捉え方や淹れ方の違いがあって、その人にしかできないサービスをそれぞれのバリスタがしています。同じコーヒーを出すという仕事であっても、個々のバリスタにお客さんがついたり、個々の力でお客さんが常連さんになったりと、同じ仕事に見えても「自分にしかできないこと」が常にあると感じます。



次に、「チームを大切にする」ということについて。

これは、一人の力では成し遂げられないことが、チームや会社という力のおかげでできている可能性を一度意識してみるということです。そうすることで自然と仲間に感謝できるし、チームとしての自分の仕事の意味も感じることができると思います。

僕は、同じチームだからこそ常に一緒に手を取り合っていきたいし、手を取り合っているということを実感して感謝しあいながら仕事をしていきたいと思っています。慢心や驕りは禁物です。上司であっても新人であっても、関わる仕事の規模が大きい小さい関係なく、それぞれのメンバーがいるおかげでチームのやりたいことが進んでいくと思います。

一人の力でできることって本当に少ないと思うんです。チームのおかげでこそ大きなことが動きます。自分の目の前のタスクだけを見ていると意識しにくいんですが、その仕事が結果的に何に繋がっているかとか、プロジェクトや会社全体の目的って何なのかとか考えてみることで、仕事仲間への感謝やチームという存在の有り難みを感じられたら、きっと自分の仕事にも意義を感じられると思います。

多くの仕事が、誰かとの共同作業だからこそ、チームを大切にしたいですね。もしくは、大切にできるチームではたらきたいですね。



そして3つめの「主体性を持つということ」について。

自分の意思でその仕事をしている感覚ってとても大事だと僕は思います。今の時代、非雇用者も雇用者も完全に対等なはずです。「働かせてもらってる」という感じで何でも従うのではなく、自分のリソースをその会社で発揮することを自分が選んでいるかどうかを常に意識することで、自分のやっていることが自分ごとになるはずです。

大事なのは、「その仕事は自分で選んでいる」ということだと思います。仕事を選ぶ権利は基本的にははたらく人にあるはずです。もちろんお金をもらうこと、それで生きていくということが根底では目的かもしれませんが、貴重な自分の労働力をそこに割くんです。悩むことがあれば、「自分は何を選びたいのか」と素直に考えてみるのがいいと思います。

とは言っても大きな会社にいると、どこから降ってきたかわからないいろんな仕事があると思います。それも、上で書いたようにみんなで手を取り合って大きなことを進めていることでもあるのかもしれませんが、それも込みでその会社での仕事を続けて経験にするのも、環境を変えるのも、自分の意思次第だと思います。常に仕事を選ぶ立場だと自信を持っていけたらハッピーですね!


全員がそうなれる理想の社会があるかはわからないし、これって一部の人だけに当てはまることとも捉えられるかもしれないんですが、スタンスを変えたり行動することで、今よりももっと楽しくなる余地はきっとみんなにあると思っています。

自分の意思を大切に、みんなで楽しくはたらいていきたいです!


川野優馬


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