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若者が希望を持てないのはなぜか

今日も昨日に続いて興味を持った記事とそれについて考えたことについて書こうと思います。

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なんとなく社会や将来に希望を持てない若者が増えているとよく言いますが、その原因について深く考えたことはありませんでした。

想像するに、金銭的余裕が無く生活が苦しいことや生きがいと呼べるものが無いこと、現在の大人たちの姿を見てこんな生き方はしたくないと思ってしまうことなどが挙げられるかと個人的には思っていました。

ですがこの記事を読み、言われてみればその通りなのに全く思い付かなかった要素について言及されていて、衝撃と感心を覚えたので共有させていただきます。

私の感心したポイントを一言でまとめるなら、社会や将来に希望を持てない若者=「若者が生きづらい社会」が生まれてしまうのは、若者が社会的マイノリティ(少数派・弱者)にあることが原因である、ということです。

これは記事にも書かれているように、選挙を例にとると分かりやすいです。人口の中に占める若者の割合が大きかった昔は、若者の意見で選挙に勝利する(=社会を変える)ことも不可能ではなかったわけですが、今はどうでしょう。若者の割合が小さい現在、若者の意見だけで選挙に勝利する(=社会を変える)ことは不可能です。

民主主義の社会では様々な観点(身体的障がい、経済格差、性別、宗教など)で取り上げられることも多いマイノリティ(社会的弱者)問題ですが、まさか若者であることそのものがマイノリティとなってしまっているだなんて思いもしませんでした。

新たな原因の一つが分かったからといって今すぐ何かが変わるかと言われれば、そうではありませんが、少なくとも自分の中で何かが変わるきっかけには十分だと、私は思います。

この事を胸に留めることは、自身が社会的に置かれている状況を常に把握し続けること、視野を広く持ち続けることのために重要だと思いました。

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