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ロールモデルをもとに人生を考えた。/自己啓発本を読んでしまうワケ

ロールモデル:自分にとって、具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、その影響を受けながら成長すると言われます。

(コトバンク kotobank.jp より)

ニュースメディアNewsPicksの記事で目に留まったものの中に、自己啓発本について触れたものがありました。そこで気になったのが冒頭に書いた「ロールモデル」という言葉です。

家にいる時間が増えたことで、以前よりも本を読む機会が増えました。本にも文学やノンフィクション、ビジネス、歴史、政治、芸能、エンタメなど、様々なジャンルがありますが、私の読む本は自己啓発に含まれるものが多いことに気がつきました。

読みたい本は無意識に選んでいるつもりだったので、なぜこうもジャンルが偏っているのか全く分からなかったのですが、この記事を読んでかなり腑に落ちました。

ちなみに記事はこちら↓

「自己啓発本」編集者が明かす「言葉のドーピング」それでも作る理由 ー成長し続けるための「麻薬」という本質ーhttps://withnews.jp/article/f0200529001qq000000000000000W08u10101qq000021212A

私的キーワード「ロールモデル」に関連付けて言うと、

啓発本に親しむこと=人生成功のロールモデル探しであり、現代は万人に共通するロールモデルが存在しない時代だからこそ、よりそれを欲し、探し求めてしまう。

最近研究テーマを探すために考えることが多い「個人の多様化」「多様性を受け入れる時代」といったテーマ、「多様性」というキーワードがこのロールモデルの無い時代に繋がっている、起因しているのではないかと思いました。

良くも悪くも、この多様性という言葉は人生に正解が無いこと、答えが無いことを示している。そしてそれは保守的性格を持つ人が多い日本の中では、避けて通りたい可変の世の中。

そこで自分を不安やストレスから守ってくれる、麻薬的役割を果たしてくれるのが自己啓発本というわけです。

私も社会人となるために日々変わり続けているし、新しいことに適応していくことが嫌だと思ったことはないのですが、根本には不確定な未来への恐怖という保守的な部分もしっかり持ち合わせていたようです。

啓発本に頼りすぎるのは良くないですが、依存せず、広い視野を持って良い本との出会いを大切にしたいと思います。

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