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身体と大地

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朝露の一雫

朝露の一雫

ここ数日、夕立が降りだした

小躍りしたくなる

ああ、水を欲していたのだな

水を山々が蓄えてくれているおかげで

朝露がひかる

朝露に濡れて、朝陽を浴びている

お庭と畑を散歩して私も朝露に濡れる

寝惚け眼の幸福な時間

水の少ない夏

私の身体も、植物たちと同じ様に

昼間はしんなりとしてへたり気味

沢水もとても少なくなっている

それでも、先人たちがこの場所で

自然と共に暮らしを営

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足のこぶし

足のこぶし

足です

指に力を入れて
ぐっと縮める

こぶしができる

そして、開ききる

手のように
足の指先まで
使いこなして
しっかりと大地に立ち
しっかりと大地を掴み歩きます

見えない根っこが大地と繋がり続けます

時間軸の贈物

時間軸の贈物



「人は、すぐ、やりすぎてしまう性質があるから・・・」

大地再生の矢野さんの一言

この一言は、わたしの心の側にある

程長い雨がやんで、晴れ間が続く日々

朝と夜はほどよい湿度を保ち、朝畑へ繰り出すと

朝露がひかる

蒸された土の上を歩くと、植物たちの成長している姿が垣間見れるよう

暑い日は、昼寝をたくさんしています

夕方、日が暮れてきたらぐるりと草刈をして汗をかきます

庭に、畑、

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手仕事と、足仕事

手仕事と、足仕事

私は左利き



書をする時、右手を使う。

書の時だけでなく普段から、右手を使ってみたら

脳の働きも変わりそうだし、楽しそうでやっています。

左手のように神経が行き渡ってないので

右手ではなかなか思うように力も入らない。

はらいたい方向、はねたい方向に筆が進まない。

書く時の少しの間でいいから、右手にいつもより意識を向けて書いていく。

そうして、1ヶ月、1年、2年と続けていくと。。

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土と触れる、足と口

土と触れる、足と口

最近、海へ行くようになった。

サーフボードと、ウエットスーツを譲ってもらった。

いつからかの、憧れの波乗り。

裸足で砂浜を歩く。

よく接している”土”とは、また違う感覚。

サラサラした砂の表面はよく乾燥していて

お日様の光でとても熱い。

砂浜はから海へ近づいて歩いて行くと、

踏みしめる私の身体の重みで、砂がキュッとへこむ感覚が変わる。

私が一番好きなのは、(多分、5−10CMくら

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