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休めば良いはずなのに焦ってしまう

休日。休む日と書いて休日。平日5日間も毎日働いて、やっとの休み。休日なんだから休めば良いのだ。ひたすらダラダラするもよし、買い物や遊びに出掛けたり、サウナに行って心とカラダをととのえるのなんて素晴らしい。

しかしその休日も、ただ休むだけだと焦りを感じてしまうようになった。特に平日。仕事から帰ってきてわずかなプライベートの時間。好きな事だけすれば良いのに、ただそれだけでは満足しない。常に何かしなきゃという感情が心に住み着いてしまっている。

ただ自分の好きなようにダラダラする事だけして1日を終えてしまうと何も成し得なかったことに焦りを感じる。人生は1日1日の積み重ね。毎日の積み重ねによって自分の目標に少しずつ近付ける。日々少しでも前進すると、振り返れば道が出来ているけど、何もしなければ何も変わらない。ただただ時が過ぎていくだけだ。そうして気付けばあっという間に1ヶ月、1年と経っていく。

20代前半の時は何も考えず日々を過ごしていたけど、もうすぐ30代に突入するような年齢になってくると今後の将来に向けて達成したい目標が沢山出来てしまい、毎日何かして前に進んだ気になれないと不安になる。趣味と実益を兼ねてこうしてNoteを出来ればもっと書きたいし、株式投資の銘柄分析もしないといけないしダイエットの為に運動もしたい。

しかしまあ最近仕事が忙しいのもあって、毎日何か成し得るのが難しい。やはり疲れていると眠気が勝ってしまいついついスマホを見てだらけてしまうし、Noteを開いても手が進まないし、株を調べようものなら頭が回らなくなり余計に眠たくなってしまう。

なるべく日々少しでも何かをしようとするけど、思うように進まないと焦りを感じてしまう。危機感があることは良いことなのかも知れないけれど、それが不快に感じるのならあまり良いことではない。

というかプライベートの休息の時間なのだから、翌日から心をリフレッシュして仕事に臨むための回復時間なのだから、本来は休むべきなのだ。休んで何が悪いというのか。

人生において、どちらが本当に幸せなのだろう。毎日のんびりする時間を犠牲にして、コツコツ目標に向かって努力するのと、何も考えず自分のしたいことだけをするのは。目標に向けた行動も自分が望んでることではあるけれど、やっぱり疲れてしまうからダラダラとしていたい。

時間が無限にあったら、こんなに悩むことはないんだろうな。

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