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「エゴ」は賞賛をエネルギーにして太る

褒められたい!認められたい!「すごいね!」って言ってほしい!そしたら嬉しいしますますやる気が出る。

でもエネルギーの供給源を変えたら、別に褒められようとバカにされようと、なんなら誰にも気づかれなくても、エネルギーは次から次へと湧いてくる。

今日はまた自然農の動画の中のお話から、そんな気づきが与えられた。


お話の内容を要約すると・・・

私たちは本当は根っこでつながっているのに、地上部しか見ていないとバラバラに見える。

エゴというのは、つながっている地下部を切り離して、地上部だけの、バラバラに切り離された存在だと誤解している人格。

そのエゴは、他人から褒められたり評価されたりすると、その賞賛をエネルギーにしてどんどん肥大化していく。まわりのみんなより大きくなって上から「どうだ?!」って見下している状態がエゴの特徴。

エゴのない状態とは・・・地下部のつながりがわかっている。

私たちはバラバラに見えても実はつながっている。だから全体の調和をとることが自分にとっての利益にもつながるということを知っている。

自然農の実践者である川口由一さんのエピソード。あるとき講演会の後で、
「いやあ、あなたはすごいですね~!」
「あなたこそ本物です!」
と賞賛された川口さんは、全く表情を変えず、照れもせず感謝するでもなく不機嫌になるのでもなく、ただひとこと「そうですか」と言われた。

全く人の評価をエネルギーにしない。それによって太らせるエゴというものが全くない。だから賞賛されようが非難されようが全く変わらない。他者の評価によってでなく、地下部から自給自足的に得られる、自分の内側から溢れ出る無限のエネルギーの存在を知っているから。


うわあ~、私たちはついつい人とエネルギーのやりとりをしてるよなあ。褒められていい気になったり、けなされてしぼんだり、なんとか自分の方が正しいことを証明しようと躍起になるのもエネルギーを勝ち取ろうとしているのかも?おべんちゃらを言うのも実はエネルギーの取引だったのかも?「褒めてあげるから私も褒めて」とか、「褒めてあげるから私からはエネルギーを奪わないでね」とか・・・

全く無意識に、全く気づかずに、すきあらば他人からエネルギーを奪い取ろうとしたり、うまいことやってエネルギーの取引をしていたんだな。

でも、大地(絶対界)とつながって、そこからエネルギーの自給自足ができることを知れば、もう人と人が(相対界で)エネルギーを奪い合う必要はない。それを知ればもう、賞賛とか批判とか、そんなことには関心がなくなるんだな。


今日はこちらの動画、後半22分20秒~のお話から学ばせていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=w6guyggS3jo&list=TLPQMjEwNzIwMjEFadaGHadhWQ&index=1


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