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フクロウ・ノート (7) ミネルバ大学パン祭り(=入学式)の結末

ミネルバ大学の修士課程に入学しました。

入学式の案内でパンを持ってくるように指示されて、❔❔❔となりメロンパンを携えて参加しようと決意しましたが、肝心のメロンパンが近所のパン屋さんで作られておらず、スーパーでは売り切れで…涙 クリームコルネかカレーパンで迷って、クリームコルネで堂々参加です!👏

入学式は創業者のBen Nelson氏のご挨拶からはじまり、各教授が自己紹介をするなかで大学のチェンジメーカーを輩出して少しでもよい世の中にしていきたいという気概を感じました。例えば、米連邦最高裁判事だったRuth Bader Ginsberg氏の「世の中の本当の変革は一歩一歩起こしていくもの」や「人生で自分にとって大きな障壁と感じられる酷いことは起きるけど、そこに幸運の種がある」という言葉、Intel創業者Gordon Moore氏の「失敗していないということは、挑戦していないということ、賢くリスクを取ってComfort Zoneの外に出ないと世の中よくできない」等々、好きな言葉を紹介されていました。

その後、一人ずつなぜミネルバに来たのかということを含めて簡単な自己紹介をするようにということだったので「日本の教育を変えるために学びに来ました」と豪語し、Breakoutでは特技と披露ということだったので「日本料理の腕はセミプロです、お能舞います、キリマンジャロも登ります」と謎の一部ブラフに近いネタを披露してみました笑

注目のパンのゆくえは(←注目しているのは自分だけ説)、入学式の最後にフツーに皆で「いっせいのせ!」で手持ちのパンを割って食べるという…静かめで不思議なテンションの儀式でした。色々な種類のパンがあるけど、お互い認め合おうということみたい。クリームコルネでまさかの正解か!?!?

来週からはじまる授業は週4回x90分(月曜~木曜)。全てオンラインで生徒は世界中にいるので、授業を受ける時間帯の選択肢が2つありいずれかを選びます。毎年入学する生徒にアンケートを取って決めるそうです。私たちの期は日本時間9時~10時半(米国冬時間は10時~11時半)か21時30分~23時の90分間です。毎年ほぼ似たような時間帯に落ち着くそうです。私は勤務時間の関係からノーチョイスで夜に受講します。23年5月まで月~木曜はステイホームと禁酒決定…どうなることやら。ダイエットできるかもしれません。

1学期目(9~12月)の授業は2科目。実証分析とデータ解析です。実証分析では、データをもとに我々が解決すべき問いを立て、その問いに対する実践的な解決方法は何か、そのプロセスで陥りがちなバイアスは何か、バイアスを最大限排除するにはどうしたらいいのか、のセオリーを学びます。データ解析は統計・クリティカルシンキング等の基礎を叩き込まれるようです。

ちなみに同級生は全部で17名、10か国から。内、日本ルーツのひとが驚きの5名。私以外の4名は午前中のクラスのようでちょっと寂しいです。

何はともあれ、学べる機会を貰えたこと、理解してくれた家族と職場の皆さんに感謝!

#入学式  #ミネルバ大学 #リカレント教育 #MinervaUniversity #MasterofScienceinDecisionAnalysis

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