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フクロウ・ノート(3)ミネルバにイエス、イッツ タフ!!って明るく開き直られた件

最低限必要なツールを入学前にしっかりマスターしてね、と、ミネルバからURLがポンって送られてきました。

リンクを開くと「圧倒された!?イェス、イッツ タフ!!」って、ハイテンションな開き直りメッセージと共に何やら難しそうなプログラミング・数学・英語の教材がズラリ。

ご丁寧に「なぜ人は計画的にモノゴトを進められないのか」「嫌なことを後回しにしないコツは?」とかのタイトルで、Fast Company、New Yorker、Forbes、Podcastの記事を大量に教えてくれて、私たちをあの手この手でやる気にさせようと脳科学や心理学のあらゆる角度から煽り、圧をかけてくる…。

要するに何はともあれまずは着手してみることが、後回しにしないコツだそうです。「はい、着手ですね、わかりました」と勉強を始めてみたら、正直早速打ちのめされ気味です。ちーん。

まずはプログラミング(R言語)。
スラスラ使って統計分析ができるようにね、と。Data CampというWeb教材にあるR言語の初級・中級コースが課題です。これは一旦受講してもすぐに定着しなさそうなので、子どもが言語を習うように、兎にも角にも量をこなす必要がありそうです。受験時の教授面談で「学部でC言語を少しだけ習ったのでリテラシーはあると思う」って豪語したのに、あまり記憶が蘇らない悲しさに襲われます。ま、でもゲーム感覚で楽しいです。
https://www.datacamp.com/

そして数学(微分積分と統計)。
知識をパッと引き出せるようにね、と。アメリカの高校で日本でいう数Ⅲを習ったけれど、これも数学のクラスで先生がピザのデリバリーを頼んでくれて楽しかった思い出以外、何一つ記憶に引っかからない。そんな私のような残念な人のために代数や確率からやり直しができるように、おススメのKhan Academyの講座がテーマごとに紹介されています。これ小単元に分かれていて隙間時間に勉強できるから、すごくいい。でも終わりが見えない…。
https://www.khanacademy.org/

最後に英語。
修士論文をイメージして、簡潔・明快・学術的な文章を書けること、情報ソースの良し悪しを見抜けるようになること、そして盗作したと誤解を生まないために気を付けるべきポイントをバッチリ頭にいれておくようにね、と。ミネルバ大学やハーバード大学などで使われている論文作成に関する教材が40本もある!そして授業はディスカッション中心だから、Speakingも磨いておいてねとサラッとアドバイスを受けました。

それにしても世の中きちんと探せば、無料で濃いコンテンツがこんなにたくさんあるのね、と謎のポイントで感動すら覚えています。情報過多のいまキュレーション能力って価値になりますね。

入学まであと2か月弱、早起きして毎日積み上げながら何とかしよう。

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