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【夢をカタチにする実験 vol.2】ポジティブ心理学ワークショップ

夢叶大学【ユメカナ】0期生のトリッピーです。

私がワークショップを開催したのは、夢叶大学を卒業して1ヶ月以上が過ぎた頃でした。


私は期限がないと動けない人間です。
小学校の夏休みの宿題はだいたい8月31日に泣きながらやっていました。

性格というものはそう簡単に変わるものではなく、
数十年たった今も、さすがに泣くことはなくなりましたが、
期限ギリギリにならないと行動しないということはいまだによくあります。

重要なことだとわかっていたとしても、緊急性のないことはどうしても先送りにしてしまいます。


ワークショップって「なんかいいな」「自分もやってみたいな」とふんわり思い始めたのが、昨年10月の終わり頃。
そこから、3ヶ月以上が経ち、ようやくワークショップを開催しました。

長い時間はかかりましたが、自分の想いを行動に移すことができたのです。

すでに卒業もしているし、期限があることでもないのに、よく行動できたなと自分自身で思いました。

それはなぜか、少し振り返ってみます。



夢といえるかどうかも分からないふんわりした小さな想い。


そのような小さな想いを長いあいだ抱いていると、たまに自分でも忘れたようなフリをしている時があります。

でも、本当は忘れてなんかいなくて、どこか頭の隅の方にずっと引っかかっているんです。

いつもだったら、日常の忙しさや街の喧騒にかき消されてしまったと言い訳をして、自分自身で蓋をしてしまうような、そんな小さいな想いや希望みたいなもの。

それが、ここ夢叶大学では、仲間の応援と、実現できる場所が用意されていることで、やってみようってなっちゃうのです。

ほんとに不思議でした。


開催通知をした時に、「いいね!」って反応をしてくれて、たくさんの方が「参加するよ」って言ってくれました。
それだけで幸せな気持ちが溢れたことを鮮明に覚えています。


ですが、本当のことを言うと、このワークショップを開催する前から確信していたことがあります。
それは、きっとみんな応援してくれるし、参加してくれる人たちの中に否定的なことを言う人は絶対にいないということ。

そんなふうに信頼しあえる仲間が集まっているコミュニティだと安心できていたからこそ、少しだけ勇気を出して行動に移すことができたんだと思います。


何かはじめてのことに挑戦する時には、この安心感が本当に大きな心の支えとなります。



相手のために何かをしようとする時、そこに自分の喜びもないといけないのだといいます。


人のためにやって人が喜んだとしても、自分が全く喜びを感じていないのであれば、それは自己犠牲になってしまいます。

私は、幸福度を上げる行動や考え方を伝えることで、その人が幸せと感じる時間を今よりほんの少しでも多くできたらいいなという思いでこのワークショップを開催しました。

では、私自身の喜びは何だったのでしょうか。


ワークショップをやったことで、私自身にも色々な気づきがありました。
そして、実際に行動してやってみないと感じられないことが必ずあります。


【気づきと感じたこと】

  • ワークショップを開催したという達成感を味わえたこと

  • ものごとの構成を考えるのは結構好きということ

  • 資料を作るのは時間も忘れちゃうくらいに好きということ

  • 自分自身を表に出したり人前で話すことは好きなのかまだよく分からないということ(この「分からない」というのも、やらないから分からないのと、やってみたけど分からないでは、意味合いが変わります。)

  • 人ってとても温かいということ


参加してくれたみんなは、優しい雰囲気の中にありつつも、真剣にワークショップに向き合ってくれました。

最後には、たくさんフィードバックをくれたり、受けて良かったとか、楽しかったと言ってくれる人たちがたくさんいました。

本当にありがたいという気持ちでいっぱいになりました。

ワークショップの中では、感謝することの大切さを話しているのですが、このワークショップをやってみて一番感謝していたのは、私自身だったのではないかと思っています。

これが私の喜びでいいんだ。そう思えました。


もう本当にみんながあったかすぎて、翌日体温が3度上がりました。



「情けは人の為ならず」

” 人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる ”

という「ことわざ」ですが、

私はこの言葉が好きです。

思い返してみると、好きというよりは、好きになろうとしていたのかもしれません。

何か自分が行動を起こす時、そしてその行動にちょっとした勇気が必要な時、この言葉を自分に対してのどこか言い訳めいた「よりどころ」にして、立ち止まってしまいそうな自分自身を奮い立たせていたのではないかと思いました。

そもそも「情け」とは「思いやり」のこと。

今回のワークショップでは、みんなに少しでも幸せを感じるきっかけを与えられたら良いなと思って行動したことが、瞬時に自分の喜びとしてかえってきたことを実感できました。

そういった点で、「情けは人の為ならず」と言う言葉を身をもって知ることができた気がします。


そして今は、このユメカナという場所で得られたたくさんの仲間が、私の新たな心の「よりどころ」になっている気がします。


まだまだ、道中ば、というか始まってもいないくらい小さなものですが、そんな行動も優しく見守ってくれる、そんな素晴らしい場所に感謝です。


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