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生きるのは辛くはない孤独は寂しくはない死にたいとは思った事は無いけどこの先一番怖い事

家族で暮らし家族の世話をしていた時は忙しさに振り回され
自分の時間など全く無いも同然の生活を送っていた。
夫や子供の世話 舅姑の上げ膳据え膳 全員の洗濯に家の中の掃除や雑用すべてやっていた その上自営業で朝起きてから仕事場に缶詰状態で 寝るのはいつも午前0時を回っていた。一生続くのかと頭の中ではグルグルと考えが巡るのだけれど何も行動が出来ない。何も考えられない精神状態に陥ってしまう。
誰も私が大変と思っているとは全く思っていなかったのです
普通の生活を送っているだけ
それは後にわかった事
不満は言わないし 疲れた様子も見せないし てきぱきと動いてるし 貴方は幸せね ストレスも無くて よく言われた言葉

でも やっぱりいずれ生活は変わっていきます
子供が成長する
義親が年を取る
自分も年を重ねると立場が逆転する

子供が独立し 親が他界し
二人の静かな生活になる
改めて向き合っての生活が始まった頃

そして想像もしていない事態に
伴侶が突然急病でこの世を去ってしまい
一人になった

辛かった 当然
自分を責めた
後悔した
なぜ自分が先では無かったのか

でも一度も死にたいと思った事は無い
孤独も寂しいと思った事は無い
いま一番怖いのは
もし自分が突然何かで死んだりしたら
周りが今私が経験した辛さを
味わってしまうから
多分自分たちを責めるでしょう
後悔するでしょう
まだ残っている年老いた実母が嘆くでしょう

それが一番怖いのです

だから与えられた寿命は皆の為に生きる
それがまだ私に出来る事だと思うのです

生きているだけで周りの人達の為になる
そう信じています
不満は言っても無くなりません
くよくよしても何も変わりません

愚痴は自分の口から出たら 聞いてくれた人に溜まります
必要以上の期待はしません

ただこのままの自分を信じて神様が決めた寿命を全うするのです


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