今日は、ただただかわいい0歳児のことを綴ってみたいと思います。

まずは、我が家のちびっこ怪獣が
この世に誕生する時のこと。

あの日、私は人生最大の痛みを体験しました。

呼吸法でコントロールできるなんて
信じられないような痛みで、
体に勝手に力が入ってしまい
叫ばずにはいられなかった…
思い出すのも怖いです。

徐々に痛みの種類が変わる…
そんなことを感じている余裕もなく！
かわいい我が子に会えるんだから…
そんなことを考える余裕もなく！

自分がこんなに痛みを感じていて
赤子は痛くないんだろうか！？という心配だけ。

子宮口全開してから4時間、
いきむ力も残ってない。

YouTubeでお産の事前予習した意味もなく、
大騒ぎのちびっこ怪獣誕生になったのでした。
ちなみにうちの怪獣は出てくる時の身体の向きを
間違えていたようです。
詳しいことはわかりませんが。

やっと会えた、ちっちゃい、かわいい…
と感傷に浸っている間もなくはじまったのが、
オムツおっぱいミルクオムツおっぱいミルク
オムツおっぱいミルクオムツおっぱいミルク…

初めての母子同室の日に私は絶望したのでした。

3時間おきのミルクって言ったってよ、
3時間のうち2時間半は不慣れなお世話の時間ですよ。
慣れてないからオムツを変えるにも手こずって、
授乳するにも手こずって、
ミルクを作るにも手こずって、
授乳室と自分の入院部屋を移動するにも身体が痛い！

なんだかんだしていると、横になれるのは30分。
その30分だって、次の授乳時間のことを考えたら、
寝られやしない。
世の中の旦那様、どうか覚えておいてください。
初めての時は産院での入院中、
こんなてんやわんやが起きてるんです。
24時間ずっとね。

もちろん強力なサポーター（助産師さん）が
助けてくれるので、心強いのですが。

でも不思議なことに、慣れていくものなのです。
これから初めての出産を迎える妊婦さんも、
どうか怖がらず。お世話は慣れるから大丈夫です。

私は交通事故で怪我を負ったことはないのですが、
この時ばかりはこの表現が1番しっくりきました。
交通事故にあったレベルの身体の痛み。
全身をどこかに打ちつけたらこんな感じなんだろうか。

こんなことを言っていると必ず言われるのが、
昔から女性はそういうことをやってきてるんだから！
あなただけが大変なんじゃないんだから！
寝言言ってないでしっかりしなさい！

今までの女性たちがみんなやってきたことだから…
昔の方が大変だったから…
そんなの当たり前だって？
当たり前だろうがなんだろうが、
痛いものは痛いし、しんどいものはしんどい。
ダメですか？しんどいって言ったら。
しんどいからって、放棄してはいないのです。
必死でやってるのです。
だから、余計なことは言わないで、絶対。

私は二度と、
出産直後に実家にお世話にはならないと
決めたのもこのころでした。
里帰りがうまくいきそうな人は、
実家にお世話になった方がいいかもしれません。
でも、良好な親子関係が築けていなさそうならば、
心の負担が増える可能性が高いので慎重なご判断を。

さて、ぐだぐだグチグチ書いてしまいましたが、
私の人生の中で最大のできごとでした。
このほかにもこの時期に不幸が重なったりと
様々なことが一気に押し寄せてきて、
最初の2ヶ月くらいの大変さはあまり覚えていません。

そう、忘れるんです。
人間は忘れる生き物と言いますが、
あの痛みもだんだんと思い出せなくなり、
あの大変だった日々の記憶も薄れていくのです。

それはきっと今がとても幸せだからなのかも。
当たり前ではない幸せがここに。

かわいい寝起き笑顔からはじまり、
ご飯を口にした時のいろんな表情も愛しい。

ママがわかるようになってきたのか、
姿が見えなくなると泣いたり見えたら笑ったり。
とにかく立ちたくて、ソファーを見ればすぐに手をかける。
立ち上がって、そして転ぶ。

リモコンを見つければ高速ハイハイ。
タグを見つければとりあえず味見。
ママの髪の毛をひっぱり、
ママとパパの顔のパーツが気になって掴む。
爪を切りたいのに切らせてくれなくて、
ママとパパの顔には傷ができる 笑
おせんべいは自分で食べたいけど、
自分で食べると一気に半分消える。
そして慌てて口の中に指を入れて搔き出す。
嫌という感情を表すようになってきて、
抱っこして！下におろさないでくれ！と
うったえられる毎日。

どれもこれも、全部かわいい。
オムツがテープからパンツになったのも、
服がオーバーオールからセパレートになったのも、
ミルクが最初は10mlだったのが今は160mlなのも、
離乳食を食べるようになったのも。

元気でいてくれるからですね。

ちびっこ怪獣ちゃんの成長を楽しみに、
これからもがんばろうっと。
どんな子になるのかな〜