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2024年初の投資の話です

私のnoteはそもそもは絵画系なのですが、様々を呟いており、年に二度ほどは投資の話をして置こうと思います。

もう三年前になるのか、私の資産もそれなりに膨らんである一定線を越えたので個人的に祝いの居酒屋をやってしまったのを覚えています。単に株価で言えば今の方が様々高いのですが、私は日本の新興市場のファンドを多く抱えていて、以後はこれがまったく冴えないものですから今ひとつパッとしませんでした。しかしそれでも資産の合計は遂に過去最大値を上回り、運用らしきことを何等していない私でも一応の成果が、今のところは出ているので、世の多くの頭の回る投資家の皆さんはきっとホクホクだろうと思います。

年明けから北陸で地震があって不安の年明けでありますし、何故かこの頃はまたまた例のアレの感染率が上がっているようでして油断がならないようです。しかしながら巷の光景、特に私の好きな居酒屋界隈では一時に比べると様変わりでして、時には満員で断られることもあるくらいです。居酒屋が元気にならないと日本は元気にならないと信じている私としては、これは歓迎すべきであると思っています。

年明けから日本株はスルスルッと騰がってしまいまして、年内にバブル高値を抜くのではないかという予想も普通に出てきました。絶対値ではともかく割合からするとそんなに遠くはない(株価は割合で見るべきですよね)のでこれはあるかも知れません。

こうなってくると冴えない時期に買っていた分が良かったかなと思うのですが、一時は日本株はもう騰がらないとの意見も聞かれたのですが、あまり真剣に物事を考えないせいか、のんびり持ち続けました。短期取引はしない(きっとできない、そんな脳みそない)ファンドだけの運用なので、これはこれで良かったなと思います。

新たに新NISAも始まって、個人的には良いことだろうと思っています。折角収益があがっても売却する時に超過分の二割も課税されるのはかなりしんどいと思います。だからNISAの幅が拡がるのは悪いことではないと思っています。損切する時はもちろん損失計上できませんがこれは差し引きで不利とかではないです。

しかしこれが危険だと言っている人もあって、どうやら言っていることは新たに参入してくる人たちの多数がオールカントリー(と言うことはかなりのウエイトが米国ですか)ファンドを買っていて、これは日本の金が海外に逃げているのと同じだとの考えのようです。

確かにね、誰が言い出したのかオルカンオルカン。でもそれはNISAそのものが危険というのではなくて投資対象の問題なので、動画などの情報発信のタイトルはかなりいい加減だと思います。日本株を売買している多数は海外勢ですし、同じことじゃないですかね。

昨今、周辺のブログを拝見していて、銀行に進められて投資をしたらかなり損失が出たとかで怒っている人が少なくないように見えます。これがちょっと不思議なのですが、どんなものに投資をしているのかしれませんが、よほどに変なのを掴まない限り、適当なところで買って放置していてもそんなに損失は出なかったと思うのですが、しかし不満タラタラがあるようです。きっと狙ったように高い位置で大金を投じたのでしょう。

思うのですが、このタイプの人はやはり市場に資金を置くことは避けた方が良いのじゃないでしょうか。私は誰に勧められるでもなく自分で始めたので、何があっても文句を言っていくところはないですが、いきなりリーマンショックで半分以下にしました。これは過去に何度も言っています。随分しおれました。当時ある投資セミナーで何処かの老人が怒りを爆発させていたのを動画で見たことがありますが、そのリーマンショックも今から振り返るとノイズでしかありません。多少の余裕資金があれば、投資開始後のいきなりのパニックはむしろ歓迎すべきです。怒る人は必ず--お前が儲かると言ったじゃないか--のスタンスです。このタイプの人はやっぱり資産運用には向かないと思います。

ファンドによる中長期の投資は私のようなあまり経済を知らない人間でもできると考えていて、それ故自分のための投資とも言えることはやって置いた方が良いと思います。でなくても老後資金の問題と言うのがあって、大手企業でずっと勤め上げた人は退職金もあるし年金もあるしでそれ程の心配はないと思うのですが、何といっても私は外注とバイトで生きてきた身の上です。自分でなんとかしなければと思ったのが始まりでした。誰も助けてくれないと言うことは色んなことがあって小学校の頃からぼんやり感づいていたのでこうなっています。私にとっては学校とは勉学ではなくそれを教えてくれたところでした。

通過分散をしない、つまり円だけをタンスや銀行に入れて持っていることは円だけに投資をしているのと同じだとする考えは同感です。これは危険なのだと思います。ずっと円高が続いたときにチンタラとでも海外資産を買えた人はそれなりに増えたのではないでしょうか。

失敗もありますが、そこで確定するわけじゃない。市場は上下に激しく揺れるので、あまりカッカせずに泳がせたら良いのじゃないかと思います。私はむしろ一喜一憂する性格で、それを楽しみにして付き合っています。パニックでぼやき飲み、増えたら記念で飲みます。

ここまで騰ってきたので多くの人は資産を増やしていると思いますが、いつも問題はここから先です。生きているうちにバブル高値を抜いてもらいたいと思っております。

焦らず奢らずひねくれず、ゆったり構えて投資ライフを続けましょう。

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