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⑲北海道産 春よ恋100%

今回は「北海道産 春よ恋100%」です。
麺の適性もよく、特にモッチモチのラーメンやパスタにもぴったり。(粉袋より)

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今回の水分量はサワー種の方が78%、イーストが75%です。今回も捏ねの少ない仕込み方で作りました。とても作業性の良い生地でした。

捏ね動画はInstagram(@yumeneco_pan)に投稿していますので よかったら覗いてみて下さいね☺️

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今回はイースト仕込みの方は「四角いザル」で発酵させました。このザルは100均(セリア)で買ったものですが、縦の長さが大きすぎるときは、このように布巾を織り込んで長さを調節しています。

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サワー種仕込みの方は「丸み・深さのある お皿」で発酵させています。
こちらも100均のものです。

通常は、カンパーニュというと発酵カゴ(バヌトン)で発酵させますが(水分量の多いカンパーニュは型に入れずに発酵させると生地がダラっと横に広がってしまうため、通常は型に入れて発酵させます。)私は丸い大きなサイズのものしか持っていないため、何か身近なもので代用出来ないかと思って 今のようになりました。

お皿なので、サイドが なだらかです。
125〜130g 仕込みにちょうどいいサイズだと思って使っていますが、最近はもう少し横幅が狭くてもいいような気がしています。

お皿に直接生地を置いてしまうと張り付いてしまうので、布巾とキッチンペーパーを重ねてから生地を入れています。
なぜキッチンペーパー?と思われそうですが、私も初めは布巾のみでした。   しかし、成形時に手粉を多く使った生地や 型の方にも多く粉を振った場合、布巾が粉だらけになったり 生地がこべり付いたり(こべりつくのは発酵状態があまりよくない証拠です😂)してしまいました。

そして毎回シンクの中で布巾を洗うことになります。布巾を洗う際の小麦粉のドロっとした水が毎日排水溝に流れるのは なんだか嫌だなと思っていました。

そこでキッチンペーパーを重ねたところ、布巾だけでは湿り過ぎていたのが、ペーパーが挟まることで適度に湿気を吸ってくれて 丁度良い湿り具合にすることができました。

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こちらはイースト仕込みの焼成前のザルから出した状態です。ご覧の通り、布巾で形どった跡が残っています。形も少しアンバランスです。ザルなので、底部分の角ばった感じが残ってしまうのが気にはなります。いよいよ専用の発酵カゴを買ってっもいいかと考えている最中ですが、100均のものでも充分にパンが出来るということは分かりました☺️

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サワー種仕込み。

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イースト仕込み。また大穴が空いてしまいました。

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しっとりした内層です。

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朝食の時間☕️ 
カリッとしっかりめにリベイクしてバターやオリーブオイルをかけていただきます。サワー種仕込みのパンは劣化しにくく、翌日・翌々日になっても弾力を保っています。これはイーストパンにはない独特の感触です。

今回は、特に粉の甘さが引き立っていました。イースト仕込みのパンを食べた子供が「今日のは甘く感じる♡」と言っていました。インド料理屋さんのナンのような味がするとも言っていました。

粉によって甘みが少しずつ違うのは とても面白いことです。もしかしたら、発酵の取り方・熟成具合によっても甘さが変わってくるのかもしれません。

読んでいただきありがとうございました。

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