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「いいね」は脳内の報酬系を刺激する

こんにちはこんばんは yumenohi です。

SNSなどのイイネやスキは心理学でいうどんな効果になるのか?
突然、気になりました。

気になったら、調べてみましょう。

では早速。


ソーシャルメディアプラットフォームでの「いいね」(Like)ボタンやその類似のフィードバック機能は、心理学的な効果を多く持っています。以下は、その主な効果です:

  1. 承認感:「いいね」を受けることで、ユーザーは自分のコンテンツが他の人に価値があると認められたと感じ、承認感を得ます。これは自尊心や自己評価感に寄与することがあります。

  2. 社会的比較:「いいね」は他のユーザーとの比較の要因となります。他の人が多くの「いいね」を受けている場合、ユーザーは自分と他人を比較し、競争心や焦りを感じることがあります。

  3. 心地よい刺激:「いいね」を受けることは、脳内の報酬系を刺激することがあります。この報酬系の活性化は、快楽や満足感をもたらすことがあり、ソーシャルメディアの使用に対する中毒性を高める要因となることがあります。

  4. ソーシャル証明:他のユーザーから「いいね」を受けることは、自分の意見やコンテンツが社会的に受け入れられていることを示す証拠として機能します。これは信頼性を高め、他のユーザーにも影響を与えることがあります。

  5. エンゲージメント促進:「いいね」が多い投稿は、他のユーザーにも興味を持たせ、コメントや共有などのエンゲージメントを促進することがあります。これにより、コンテンツが広がりやすくなります。

  6. 心理的報酬感:「いいね」をクリックする行為自体も、ユーザーにとって報酬的な要素を持っていると考えられます。他の人のコンテンツに対する肯定的な反応を示すことで、ユーザー自身も報われた気分になることがあります。

ただし、これらの効果は個人によって異なり、過度な「いいね」の追求がストレスや不安を引き起こすこともあることに注意が必要です。ソーシャルメディアの使用にはバランスが求められ、自己評価や幸福感に依存することなく、健康的なソーシャルメディアの利用が重要です。

ソーシャルメディアでの「いいね」や「いいね」のようなフィードバックが脳内の報酬系を刺激するという研究がいくつか行われています。以下は、関連する論文や研究の一部です。

  1. "Neural Correlates of Social Media Addiction" (ソーシャルメディア中毒の神経相関)

    • この研究では、ソーシャルメディアでの「いいね」やフィードバックが報酬系を刺激し、中毒的な行動につながる可能性があることが示されました。この研究では、脳の画像処理技術を使用して、脳内の活動とソーシャルメディア使用の関連性を調査しました。

  2. "Neural Mechanisms Underlying Social Media Addiction" (ソーシャルメディア中毒の神経メカニズム)

    • この研究では、ソーシャルメディアでの「いいね」などのフィードバックが、脳内の報酬系を活性化させることが報告されました。報酬系の活性化は、ソーシャルメディアの使用を強化し、中毒的な行動につながる可能性が示唆されました。

  3. "Neural Responses to Online Antisocial Behavior: It is Rewarding to Be Mean" (オンラインでの反社会的行動への神経反応: 悪意を持つことは報酬的である)

    • この研究では、ソーシャルメディア上で他人を攻撃する行動(ネガティブなコメントやいじめなど)が、報酬系を刺激し、一種の報酬的な要素を持っていることが示されました。これは、ネガティブな行動でもソーシャルメディアの利用を促進する可能性があることを意味します。

これらの研究は、ソーシャルメディアの使用が脳の報酬系に影響を与える可能性を示唆しています。一方で、ソーシャルメディアの中毒やネガティブな影響についても議論されており、バランスを取ることが重要です。

返報性の原理とSNSのイイネの関係

「返報性の原理」は、心理学でよく知られている概念で、人々は他人から受けた善意や親切に対して、同様の善意や親切を返そうとする傾向があるという原則です。この原理は、SNSの「いいね」機能と関連があります。以下は、返報性の原理とSNSの「いいね」の関係についての詳細です:

  1. 「いいね」の送信と返報性の原理:SNSプラットフォームでは、ユーザーは他のユーザーの投稿に「いいね」やポジティブなフィードバックを送ることができます。この行為は、他人のコンテンツに対する肯定的な反応として捉えられ、返報性の原理に合致します。ユーザーは、他人から「いいね」をもらった場合、同様にそのユーザーのコンテンツに対して「いいね」を返すことが多いです。

  2. 社会的相互作用の促進:「いいね」が相互的な返報性を奨励する一方、ソーシャルメディア上のコミュニケーションや相互作用を促進します。他のユーザーから「いいね」を受けたり、コメントをもらったりすることで、ユーザー間のコミュニケーションが生まれ、コンテンツが共有され、コミュニティが形成されます。

  3. 心地よい刺激と報酬感:「いいね」を送信したり受け取ったりすることは、脳内の報酬系を刺激し、快楽や報酬感をもたらすことがあります。この快感が返報性の原理を強化し、ユーザーに「いいね」の習慣を続けさせる要因となります。

  4. コンテンツの可視性:多くの「いいね」を受けたコンテンツは、ソーシャルメディアのアルゴリズムによって他のユーザーのフィードにも表示されやすくなります。このため、返報性の原理に基づく相互的な「いいね」が、コンテンツの可視性と拡散に貢献します。

ただし、一部のユーザーは「いいね」を送信することをあまり意識せず、返報性の原理に従うのではなく、単にコンテンツを楽しむことを優先することもあります。また、過度な「いいね」の追求がストレスや不安を引き起こすこともあるため、バランスが重要です。

ふ〜む。

自分の歩いたり、走ったりする
のと同じように自分のペースを
乱さないように
のんびり、のんびり。

今日も一日、お疲れ様でした。

ありがとうございました。




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