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アラフィフの目の不調にも収穫はあった

このところ、すっかりnoteの投稿が滞ってしまった。noteに時間が割けない理由は複数重なっているけれど、一番大きな理由は目の調子の悪さだ。年明けくらいから、時々我慢できないくらいの目の奥の痛みと頭痛が起こるようになってきた。

私は30代くらいまでは裸眼で1.5見えるくらい視力が良かった。ところが40代になってから急に遠くが見え難くなり、緑内障だということが判明した。片方の目の視野が欠損している。そのあたりから、目は私のウイークポイントになっている。

今までも目を酷使したせいで頭痛になることはあったが、一晩寝ればスッキリ治っていた。でも、最近は翌日になっても痛みが治らないようになってきてしまった。

そして、目の調子が悪いとびっくりするくらい物事が捗らないことに気がついた。大好きな手芸もやる気が起きず、電車の中でちょっとスマホを読んでもすぐ疲れてしまうし、パソコンの作業も苦痛なのだ。

それで自然とパソコンやスマホを見る時間が減ってきて、noteの更新が滞っている。
毎日更新していた時には、記事を書き終わるまでは寝ないで書きあげるのが標準だったけれど、今は時間が来たらパソコンの電源を切るのを標準にしている。

すると、寝る時間も自然に早くなって睡眠時間が増えた。目の調子は改善された。それに、朝起きた時に気持ちよく動けて、目だけでなく全体的な体調がいい。目の疲れに加えて慢性的な睡眠不足も身体に負担をかけていたようだ。目と頭の痛みは、身体からのSOSのサインだった。

しかし、夜中になったらパソコンを切ってしまうので、それまでにメールのチェックやら仕事の予習やら、必要な用事を済ませようとするとなかなか大変だ。まだまだ上手く時間配分が出来ないでいるが、少しずつ自分なりのペースをつかみたいと思っている。

健康上の理由(目の調子)で生活習慣を変えることになったことに対しては 「寄る年波には勝てぬ」を体現しているようで、正直言って悔しいような気持ちがある。

でも、朝の元気を手に入れたこと、目と頭の痛みが治ったことは収穫だ。

それ以外にも意外な収穫があった。

私は情報をインプットする時に圧倒的に視覚が優位で、聴覚から情報を入力するのが苦手だ。それが余計に目に負担をかけていたのだろう。今回、目の調子が悪くなって期せずして少し「聴く」ということをするようになった。字を読んでいたすき間時間に、音声を聴くようになったのだ。

そうすると、これが思いのほか気に入ってしまった。今まで食わず嫌いだったのかもしれない。音声読み上げアプリなども試してみようかな。目をつぶったまま読書ができるなんて便利だ(すぐに眠ってしまうかもしれないけれど)。

これから、目のほかにも身体に変化がいろいろ出てくるかもしれない。無理に変化に逆らわず、その時々に身体を気遣いながら心地よい暮らしを模索すれば、意外な発見や楽しさがあるのではないだろうか。

そう思ったら身体の衰えも笑って受け入れられるように思えて、俄然楽しくなってきた。


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