バレンタインになると、ふと思い出す。バブル末期のバレンタイン。

新卒で会社勤めだった時、職場の男性社員に女性社員がチョコをあげるのが義務だった。職場でまとめて買うとかではなくて、自腹。頑張って、安いけど安く見えなそうなチョコを少ないお給料から買って配っていた。

ホワイトデーのお返しも義務だったから、男性社員の方が金銭的には負担だったと思う（見栄があるから）。ホワイトデーのお返しに貰ったのはほとんどはお菓子だったけれど、ウケをねらって下着（！）を配るおじさんもいた。チョコレートが入っていそうなパッケージに入ったひもパンとか。（小さすぎてはけなかった。）今だったら完全にアウト！

そんなバレンタインはバブルの崩壊と共になくなったけど、ほんの少しだけ懐かしい。（もう一度やりたくはない！）

完全に義理だと面倒くさいだけだけど、デパ地下をぐるぐるしながらお世話になっている上司の分を選ぶのは楽しかったなあ。心があるのは、「義理チョコ」じゃなくて「人情チョコ？」・・・う～ん、さすがにそのネーミングはダサすぎる。