「短歌人」2018年2月号掲載作品

十二歳(じふに)にていのちを断ちし少年の詩を繰りかへし読みし少女期

をさなくて大人びてゐて清潔なことばにいまも問ひかけらるる

大空に身を投げたとき一瞬は飛べたはずだと信じてゐたい

教会の戸を出づるとき少年が花投ぐるごと言ふさやうなら

林檎むけば林檎わけあふ家族ありて冬の孤独はいよいよ深し

(会員二欄、冨樫由美子)

#短歌 #短歌人

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冨樫由美子

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