「短歌人」2018年2月号掲載作品 5 冨樫由美子 2018年2月6日 11:41 十二歳(じふに)にていのちを断ちし少年の詩を繰りかへし読みし少女期をさなくて大人びてゐて清潔なことばにいまも問ひかけらるる大空に身を投げたとき一瞬は飛べたはずだと信じてゐたい教会の戸を出づるとき少年が花投ぐるごと言ふさやうなら林檎むけば林檎わけあふ家族ありて冬の孤独はいよいよ深し(会員二欄、冨樫由美子) #短歌 #短歌人 ダウンロード copy #短歌 #短歌人 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート