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自分の時間を取り戻そう

仕事も子育ても暮らしも
自分を犠牲にしながら
大切なものを失わないように
すり減らさないようにって

そんな軸足で暮らしていくのは嫌だ。

喜びや楽しさや、幸せ、自分がこう在りたいと思うところに軸足をもっていたい。

わたしにとって大切なものは明確で
夫や子どもたちや家族、そして家業。
大切なものをちゃんと大切にできる状態である事がわたしの幸せにとってはすごく大事で、そのために一番大切にする必要があるのは自分自身であることをこれまでの経験から痛感しています。

しかしながら、なかなか自分の事を優先して自分の為だけの自分の時間をとる事が今の暮らしの中では本当に難しい。

わが家にはわたしと夫それぞれの役割の偏りという問題もあったり、わたしも夫もものすごく身動きがとりずらいのが現状です。

そんな中でまずは「時間の使い方」に対する思考と解釈を変える必要があると思いました。
そんな時に出会った1冊の本。

今のわたしや夫にもとても響く内容だったので
ここに少しまとめておこうとおもいます。

自分の時間を取り戻すために
「生産性」を上げる
というのがこの本でちきりんさんが言う自分の時間を取り戻す方法でした。

冒頭読み始めて
「生産性」という言葉のイメージから
わたしには合わない方法論のような気がして
うーむ。。と実は最初に思ったのでした。

しかし、読了した今
「生産性」の概念がまったく違ったものとなり
その方法論が腑におちて納得。
今現在の日常にも希望と可能性が生まれたような感覚でした。

わたしがこれまで「生産性」というものに抱いてきたイメージはというと
そこに成果や評価がありきで
それを得るために効率を上げるという
それは無機質で合理的な方法というもの。

しかし、そういう事ではなかった。

有限な「時間」や希少資源の「お金」をいかに健全に有効活用して得られる成果(価値)の総量を増やすかということ。
成果とは、量の多さや、他者や社会からの評価ということではなく、自分にとっての幸せや豊かさという意味での価値の事を言う。

この生産性の概念を知ったとき
生産性を上げるという方法論がものすごくしっくりきたのです。

陥りやすい実状として
ただそこに費やし投入する時間を増やすこと
やるべき事!と、すべてを完璧にやろうとすることひたすら頑張るという精神論は
時間が有限である以上心身を健全に維持しながらやっていくには限界がある。

例えば睡眠時間を削る事や、何かを我慢したり犠牲にしながら偏って時間を費やす事は決して健全ではないし、それを続けていく事は結局どこかに歪みを生じさせてそのうち破綻させる。

当然のことだけれど、そこはわかっているようでわかっていない。それが視覚的に理解できる図もあったりして、ちゃんと腑に落ちることができました。

そして健全に生産性を上げていくための大前提として
自分が何を目指すのか
目的や目標は何なのか
どう在りたいのか
そして、自分がどういう性質の人間なのか

具体的な自分軸を持つ必要がある。

その上で
ここで言う生産性を上げるための
時間の使い方
お金の使い方をすること。

そうか、そうか、
現状が悪循環する理由も
どうしたらそれを解決できるかというヒントも
この本を読んでものすごく納得でした。

ここ最近、自分の為の自分の時間を
10分とか、30分とか、1時間とか、
それくらいの時間をこまめにとる事を意識して始めています。

結果的にそのほうが仕事の効率が上がったり、気持ち穏やかに子どもたちと過ごせたり。

これが生産性を上げるということか〜

と、なんとなく体感的にもわかる瞬間がありました。

まだまだ波はあるし、本当に地道なんだけど、
そうやって一歩一歩やっていこうって思います。










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