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2019年は「ケーキ屋さん」を卒業する?

昨年は皆さまの期待に応えるべく

予約や予定を詰め込み過ぎてしまい

精神的な疲労も重なり年末、クリスマスと

一番大変な時に体調を崩してしまいました。

代わりの人もいないので、薬を飲みながら

なんとか一人で大晦日まで働きました。

年始は長めに休みをとったので
おっさんずラブを観たり、たまっていた

金爆(ファンです)のDVDを観たり、2018年の

反省をしたりして過ごしました。

このnote を初めて見て下さる方のために

簡単に説明をさせてください。

ひつじ製菓は2015年8月頃に

鳥取県境港市で完全予約制のケーキ屋さんとして

ひっそりと開業しました。

最初は予約のみをこなし日々過ごして

いましたが、半年後くらいには地元の

雑貨屋さんの委託販売や同業者の友人達と

焼き菓子販売のイベントを企画したりして

少しづつ認知度が上がり、予約以外の仕事も

増えていきました。

現代ではいう間でもないですが各種SNSも

もちろんやっていますので、その効果も

とても感じました。

2018年は新たに、「ひつじ製菓の見学会」

という名のデモンストレーション形式の

お菓子教室もはじめたり、他店舗さんの

デザートを卸したり。

とても簡単ですが、ざっくりとこんな活動を

しているひつじ製菓です。

もともと、私は飽き性という事もあり

同じ事や作業をやり続けるのがとても苦手です。

色々な事にチャレンジしているのは

そのせいです。

そして、常にどのようにしたら皆さんが

分かりやすいか、喜んでもらえるかを考えて

います。

なので、予約のシステムも様々な失敗から

学び開業してから何度も変えてきました。

自分で言うのもなんですが、おかげさまで

予約の取れないケーキ屋さんになりました。
(正しくは取りずらいですが)

そこで昨年から、どうしたらもっと沢山の方に

飽きずにお菓子を手に取って頂けるだろうか?

と考えていました。

普通なら、「作る人を増やす」とか

「店舗を構える」が手っ取り早いですが

今のところそれは考えていません。

これについては長くなるので、また別の機会に。

そもそも予約販売が中心だと、ケーキ1に

対して渡すお客さんも1な訳です。

その後、家族4人とかで食べるかもしれませんが。

私が作って販売した時間分が、そのまま

反映されます。やったらやった分だけ。

委託販売の場合は、ケーキなら40セットを

40人にお渡しできるので、ケーキを手に

取れる方が増えます。

委託なので一度に40個渡せば、あとは私が

「販売」をする手間が省けます。

お菓子教室などは、私の1の作業や材料で

6~12名の方が学び、試食、質問まで出来ます。

昨年までは予約販売の割合が断トツに多くて

体調も崩し、作業に限界を感じました。

活動を続ける為には何より私が心身共に

健康である事が前提です。

そんな訳で、2019年は働く内容の割合を

変える事にします。

2018年まで
予約販売60%
その他40%

2019年
予約販売30%
その他70%

くらいにして売り上げは下がらないように

働けたらと考えています。

「ケーキ屋さん」と認知されると、既存の

ケーキ屋さんを想像されて、扱いが分からない

お店となってしまいますが、ひつじ製菓は

私の先輩方とは違う活動をするパティシエ

として始めたので「ケーキ屋さん」という

くくりではない新しい形で活動をしている

パティシエと思って頂く方がいいかもせれません。

受付数が少なくなるので予約は更に

取りづらくなるかもしれませんが、皆さまが

手に取ったり、学べたりする機会を

増やしますので、そういうスタイルに

進化したんだな、と温かく見守って楽しんで

頂ければと思います。

おまけに私は考え方も本当にコロコロ

変わりますのでご了承ください。

おわり

にしやまゆみこ

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