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ソワソワ期からのリセット

2月あたまにいつもお世話になっている産婦人科で腹腔鏡手術を受けた。
左右の卵胞に孔を計30カ所、メスで焼いてあけてもらった。
お腹の傷が治らないうちから、もうタイミングを取ってもOKだということで、タイミングをとったのだけど、着床まで至らずリセット。

そして、3月。
生理が終わって5日後だったのにも関わらず、右側の卵胞に1つだけ18.5mmまで育った卵子がいた。
腹腔鏡手術をやってから、ホルモンバランスが整うなんて話を聞いたことがあったけど、本当なんだ!と関心した。
だって、こんなに理想的に発育した自分の卵子を見たことがなかったから。
自己注射はせず、その日のうちに排卵誘発剤の注射を腰に打つことになった。
「右側にあるから右に打っておこうね」
と優しく看護師さんが声を掛けてくれる。
(筋肉注射だから痛みは優しくないけど)

1週間後の診察で、しっかり排卵を確認したあと、
「いつも飲んでるデュファストンが供給不足だから、今回はルトラールを飲んでください。効果は同じですから。」
と今まで飲んだことがないホルモン剤を処方してくれた。
朝と夜、1週間飲み続けた。

ルトラールは顕著に体温を上げてくれた。
仕事中にキツくなって体温を測ると37.5℃を超える日もあった。胸も張って痛い。
ルトラールを飲むとあまりにも妊娠超初期症状に似た副作用があるため、想像妊娠しやすいってネットで見たけれど、それも頷けるくらい体調が崩れた。

ルトラールを飲み切ったあとも高温期が続いた。
副作用だと分かってはいても、卵管造影も腹腔鏡手術もしたんだし。
「あんなに痛い思いをしたのだから、今度こそ…!」
と期待してしまう自分が常にいる。

だけど、だけど、ただただ無情。

ルトラールを飲み切って2日目の夜、茶オリを発見。
「着床出血…では?」
と願っていたものの、ピンク色に変わったかと思うとあっという間に鮮血が出現。
「まだまだ量は数滴だし、、もしかしたら、、!」
と懲りずに期待するものの、腰痛が始まり出血3日目の今日、本格的な生理が始まってしまった。

自分の何がいけないんだろう。やっぱり仕事のストレスだろうか。
今期で授かっていれば、新年度は今のポジションから外してもらえた可能性があったから、余計に凹んだ。

世の妊活中の女性たちは、どんなふうにしてこの「モヤモヤ期からのリセット」を乗り越えてるんだろう。

出血が増え始めても、望みを捨てきれず、「着床出血 生理並み」なんてキーワードをGoogleで検索してしまう。

我ながら往生際が悪いなぁ〜。なんて思いながら。

7周期めのチャレンジはあっけなく終わってしまった。
あと1回タイミングをしてダメだったら、ドクターからは、次のステップアップを提案されている。
ステップアップするべきか、もう少しタイミングで頑張るべきか。
それとも、ストレスを減らすべく、思い切って仕事から離れるべきか。仕事離れるにしても、今から退職願なんて出せないのだけども、、。

はー。来年度のポジション、サブにして欲しい🥺

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