yumimori8

92年生まれ。公認心理師の資格をもつ中学校教諭(現在育休中)です。 2022年6月末に…

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92年生まれ。公認心理師の資格をもつ中学校教諭(現在育休中)です。 2022年6月末に9週目前で稽留流産をしたことをきっかけに、気持ちを整理するためにnoteを始めました。 現在は主に機能不全家族について投稿しています。たまにコスメや本等好きなものについても投稿しています。

マガジン

  • アラサー初産、育児奮闘記

  • 機能不全家族から離れる

    機能不全家族から抜け出そうと現在も奮闘している私の過去の出来事や脱出するために試行錯誤した経験談を記事にしています。

  • 💄👗日常のあれこれ📕☕️

    大好きなコスメや服・本などについてや、日々の中で感じたこと・思ったことを徒然なるままに書き散らかした記事のまとめです。

  • 流産後の不妊治療

    流産後の不妊治療について記事をまとめています。 腹腔鏡手術(卵巣多孔術)→タイミング治療→体外受精(顕微受精)と合併症(卵巣過剰刺激症候群)を経て現在第一子妊娠中。

最近の記事

3時間15分で娘ちゃんを出産したお話

3月2日、午前7時45分に、第一子である娘ちゃんを出産しました。 前駆陣痛から本陣痛、そして出産までどのような経緯だったかをnoteに記録しておきたいと思います。 〜前駆陣痛〜 前駆陣痛には個人差がかなりあるそうです。 人によっては前駆陣痛があったりなかったり。 私は前駆陣痛がばっちりあったタイプでした。 X(旧Twitter)を見てみると、2月9日(36週)にはそれっぽい痛みを自覚し、焦って再び入院バッグを見直したり赤ちゃん用グッズを買い足したりしていたようです。 痛み方

    • 澱みの中に「怒り」の感情を見つける

      休職前の話。 ベテランの同僚が、思春期の子たちの心の状態を「瓶の中に入れた泥水」に例えていました。 最近はこの話をよく思い出すのです。 その先生が言うには、思春期の子たちは、自分の気持ちが自分でもよくわからないのだと言っていました。 当時、中学2年生の娘さんがいたその先生は、家で娘が突然泣き出したので「どうしたの?」と声をかけたそうです。 娘さんは落ち着くまで泣いた後、 「わからない…。」 とポツリと呟いたそうです。 その数日後、冷静になった娘さんは、泣いた日の気持ちを自分

      • にわか倹約家の私が自分のためにデパコスのアイシャドウを購入した日〜自分のメイク•コスメ事情を振り返る〜

        最近の10代の女の子たちは、友人の誕生日にDiorのルージュをプレゼントするそうです。 仲良しの数人で割り勘して、お金を出し合ってお店で購入するのだとか。 中学生の女子生徒からDiorなんてブランドの名前が出た時点ですでに度肝を抜かれたのだけど、誕生日プレゼントとしてデパコスをチョイスするなんて…。肝がぶっ潰れたことを今でもよく覚えています。 最近の中学生、マセすぎではないでしょうか…? 自分の中学時代、友人の誕生日プレゼントに何を選んでいただろうか…。文房具やキーホルダー

        • 妊娠9ヶ月で資格試験受けてきた

          1月28日、某私立の大学でFP試験が実施されました。 自宅から車で片道40分ほどの場所で、会場は車の乗り入れを禁止していたので、旦那さんに送迎をお願いしました。 試験会場に着いてから掲示の前で受験番号と受験する部屋を確認をしていると、スタッフの若いお姉さんに2度見されました。産休中に資格の勉強をされる妊婦さんは珍しくない、とどこぞのネットの記事で見たことがあったため、驚かれたことに少しだけ驚いてしまいました。 FP試験を受けようと思い立ったのは夏の終わり頃でした。 妊娠によ

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        記事

          念願のジェンダーリビールケーキを作ってみた

          ※妊娠中のお話の記事です。苦手な方や辛い方は閲覧をお控えください。 やっと、お腹の子がお股を見せてくれました。 27週目の妊婦健診。 友人たちは皆、15〜16週あたりにわかったよ〜。って言っていたのに、私のお腹の子はなかなか見せてくれず。 2週間前の健診で「暫定」と言われていましたが、今回はほぼほぼ確定とのこと。 健診終わりに旦那さんから 「今日はケーキを作れそう?」 とLINEが来ました。 ずっとお預けをくらっていたので、「そりゃ気になるわなぁ〜」とニヤけながら

          念願のジェンダーリビールケーキを作ってみた

          地域の中で心理支援を受け始めたお話

           10月中旬のある日、自治体の精神保健センターの中にある相談室を一人で訪れました。心理的な支援を受けるためです。  心理的な支援を受けることとなったきっかけは、実家の家族と私との間で起きた小さなトラブルでした。本当に思い返せば返すほど些細な出来事です。しかし、その出来事により私の心は激しくかき乱されてしまい、これまででかろうじてせき止めていた感情がついに限界水位を超えて、派手に決壊してしまったのでした。  そのトラブルの前日まで母と安産祈願についてどうするかを電話で相談して

          地域の中で心理支援を受け始めたお話

          「暫定」でわかった性別

          ※妊娠中の様子について書いた記事です。 辛い方や苦手に感じる方は閲覧をお控えください。 不妊治療でお腹に命を授かることができました。 胎動がはっきりとわかるまで、いつも赤ちゃんの心拍があるのか常に不安を抱えながら過ごしていました。流産を経験した方なら、きっとどんな気持ちなのかわかってもらえるのではないでしょうか。 (どこまで喜んで、どこまで構えておかないといけないのだろうか、みたいな心境です。油断すると足元を掬われるのではないか…といつも思っていました。) 安定期に入ってか

          「暫定」でわかった性別

          機能不全家族から離れる②アダルト・チルドレンを自覚した日〜アル中だった父と摂食障害だった私の話〜

          私が「機能不全家族」という言葉を知ったのは大学生の頃でした。 指導教官となる教授のゼミで、家族の話が話題になったのです。「卒業までお世話になる人だから…」と思い、2人きりのゼミの日に実家について打ち明けたのでした。 その教授も、今思うと精神的に不安定な方でした。 「困ったことや悩んでることがあれば、相談してね。」と前日に仰ったかと思えば、その言葉どおりに心の悩みを打ち明けると、「私はあなたのカウンセラーじゃないの」と突き放してみたり…。研究の分野では若くて優秀な方(当時30代

          機能不全家族から離れる②アダルト・チルドレンを自覚した日〜アル中だった父と摂食障害だった私の話〜

          第一子ですか?と言われると

          不妊治療でタイミング治療を受けている時、『めのさん家』というYouTubeのチャンネルをよく見ていた。 めのさん家の若葉さんは、4度の流産、不妊症検査、不育症、子宮外妊娠と多くの壁を乗り越えて、現在は第二子を妊娠されているそうだ。 不妊治療や妊活でタイミングを取る時に重要になるのが排卵日。生理日と基礎体温を入力することで、おおよその排卵日がわかるアプリのサービスもあるのだけれど、飽くまでも「おおよそ」しかわからない。 より正確なのは、産婦人科で卵胞チェックをしてもらい、排卵

          第一子ですか?と言われると

          機能不全家族から離れる①プロローグ

          毒親、という言葉をネット記事やテレビ番組、SNSで見かけるようになってから久しいと思う。 毒親、という言葉は私はあまり好きではない。なぜならば、私は両親が好きだからだ。思春期の頃は父親(元アルコール中毒者)に対して人並みに反抗的な気持ちを持っていたけれど、同じ短所をもつ父を今では憎めないし大切な存在になってきている。肝硬変になって一滴もお酒が飲めなくなり、素面で過ごすことが多くなると、本来の穏やかな父親に戻ってきて、昔よりも今の方が親子関係は良い。母親についてはマザコンか!と

          機能不全家族から離れる①プロローグ

          安定期に入る直前に出血

          タイトル通りのことが発生しました。 この日、午後から旦那さんの祖母のお通夜に出席する予定が入っていました。 15週の最終日にお通夜、16週の安定期に入る初日にお葬儀。ご逝去の知らせを受けた段階で、旦那さんとは「●●ちゃんはお通夜だけの参加でいいだろう」と言ってくれていました。自分の気持ちとしては、ギリギリ安定期に入るからお通夜もお葬儀も参加しても良いかなぁ、なんて思っていたのだけれど、体調を急に崩してしまったときに周囲に迷惑をかけるのではないか、そして、私のお腹は15週終盤

          安定期に入る直前に出血

          時間に余裕がないと心の余裕は生まれない

           妊娠による体調不良を機に何ヶ月か仕事を休むことにした。  絶対安静の指示がなくなったあとは、仕事の復帰を視野に入れていたこともあり、落ちた体力を取り戻そうと思考錯誤しながら過ごしていた。  10週前後は、つわりも落ち着き、いくらが気分よく過ごせる日が増えてきた。ずっと良かったわけではなくて、午前中元気だったのに、午後からぐったり…。その逆の日もあって、終日外出をするのは難しかった。外出はしたいけれど、急に体調が変わるのが怖くて、1日中家で過ごす日もあったけれど、外に出ない

          時間に余裕がないと心の余裕は生まれない

          OHSS+陽性反応が出た後の入院生活のお話②

          看護師さんの優しい言葉で、入院継続を決意した7月中旬。 卵巣の捻転がこわくて入院を継続したのだけれど、毎日が白い病室の中のベッドの上で完結してしまう日々は、思っていた以上にストレスが溜まった。 外の空気を吸いたくても外出禁止。絶対安静だから、病棟の中をうろつくのももちろんダメ。 「3週間とか4週間目になってくると、気持ちが病む人もいるんですよ。声をかけてくれたら、一緒に病棟の中を見て回ることもできますから。あと、医院長が読んだ本がたくさんあるので、本を借りることもできますよ」

          OHSS+陽性反応が出た後の入院生活のお話②

          OHSS+陽性反応が出た後の入院生活のお話①

          心の準備も仕事の引き継ぎも中途半端なまま、管理入院することになった。 入院当日は採血があり、診察でエコーと採血の結果を知らされた。 「今日から入院ですね。腫れが引くまでは絶対安静です。待合室で待っててください。看護師が迎えに来ます。」 とドクターに言われ、待合室で待っているとスタッフ専用入り口のような場所から車椅子を押している看護師さんが現れた。 「え?車椅子?」 車椅子が必要なレベルなのかと驚いた。 「かえって振動がいくよねぇ。でも、車椅子の方が…って言われちゃったから、

          OHSS+陽性反応が出た後の入院生活のお話①

          PCOSの私が体外受精で妊娠するも、合併症(卵巣過剰刺激症候群:OHSS)で即管理入院になったお話

          採卵のあとにも、エコー検査で「あー。腫れるかもねぇ。」と言われていた。 もし、腫れていたら胚盤胞は凍結して、卵巣が落ち着いたら子宮に戻すことになる。だから、すぐには妊娠できない。それだけは避けたかった。 一月でも早く妊娠できる可能性があるのなら、新鮮胚移植がいい。移植日が来るまで頭の中で、散々リセットして塞ぎ込んできた日々を思い返した。 (※ネットの情報では、凍結した胚盤胞を移植したほうが妊娠率が上がるという記事をよく目にした。だけど、私が受診している病院では新鮮胚移植のほ

          PCOSの私が体外受精で妊娠するも、合併症(卵巣過剰刺激症候群:OHSS)で即管理入院になったお話

          胚移植してきた

          今日はついに胚移植。何が1番辛かったって、洗浄とおしっこの我慢。 「朝9時30分から胚移植です。」って言われたものだから、それより早く到着していたのに、結局胚移植ができたのは11時30分。 この日は採卵の患者さんが多かったらしく、その人たちの手術が終わったら麻酔なしでの移植だったのだ。 4つ取れた卵ちゃんのうち、2つが移植可能なものになってくれていたとか。残り2つは経過が怪しく、様子を見て凍結するそうだ。 移植に使われた卵子は、取れた卵子の中でも1番良いもので、グレードもほぼ

          胚移植してきた