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捨てる決心

【注意】このnoteを読む前にお伝えしておきますが、
このnoteを読んでも、内容に対しての質問は一切受け付けていません。
友人知人の方も読んでくださると思いますが、相手が誰なのかとか
一切答えません。本人に聞かれたとしても答えませんのでご了承ください。
了承できない方は、このまま閉じて読まないでください。


私は昭和の女です。
昭和の女には現代とは違う、独特の美学がある。
それを実行出来る出来ないかは別で
自分の価値観に落とし込めるか込めないかも別。
ただ、昭和らしい美学があるということ。
簡単に言えば、考え方が古い。
古いからって悪いとは思わないし、大切にしたい部分です。


私は恋愛感情を捨てます。



ずっと恋愛感情自体を忘れていて
過去どう人を好きになっていたのかが分からず
恋や愛ではなく、ただの好意どまりの日々でした。

私に恋愛感情を持ち告白してくださる方も居ましたが
こんな私を好きになって貰えてありがたいと思うだけで
そこから私も恋愛感情が生まれるという事はありませんでした。

そういう感情をとっぱらった状態で
とても仲良くしてくださる方々はいます。
一緒に話していて、とても楽だし楽しいし、
気疲れをしない方々ですが、
それでも私の気持ちには恋愛感情は生まれませんでした。

それが時間を経ていくにつれ、少し恋愛感情なのかも?
と思うことも時々出てきはじめていました。
もしそうだったらいいなと思いました。
女は恋愛をすれば綺麗になるし、日々がうきうきして
切なさすら幸せに感じるようになる。
自分の気持ちに確信は持てず、少しモヤモヤしては
やっぱり違うな。と結論が出て、またモヤモヤの繰り返し。

ここで私は気付きました。これは独占欲が強いだけなのでは?と。
多分そうなんだと思いました。
恋愛感情であるならば、もっと暴走していたはず。
まぁでもそれは、私がある程度大人になっているから
感情を抑えられただけなのかもしれません。


ある日駆け引きめいたことをしました。
もし相手が私を好きでいてくれるのならば、
私の恋愛感情かもしれないものが伝わっているのであれば
私を優先してくれるであろう場面。

恋愛は周囲がどう思おうと時に自分勝手に2人だけのために
行動してしまうものだと思います。周りの方々には申し訳ないけれど。

その駆け引きをしたとき、相手の方は私を選びませんでした。
状況としては当然の結果です。恋愛感情かどうかは私だけの問題で
その人にとっては寝耳に水の話。素直に行動すれば、
私を選ばないのは当然のことです。私は彼女ではないのだから。

そして私自身、恋愛感情だと確信しているわけではない。
完全に私を優先し目を向けてくれたところで、私が嬉しいと感じるかは
全くわからない。ただの独占欲なのであれば、もう優先された時点で
駆け引きは完了、それで終わりになる。


だから私は恋愛感情を捨てます。


恋愛かも?なんて思うから、しんどくなるんです。
独占欲だと思えば、それは家族や同性異性関係なく友達にも感じることで
寂しがりの私が独占欲で寂しがっただけ、悔しがっただけ。
そう思えばかなり楽です。

元々私は恋愛感情を忘れていたのだから、もう思い出す必要はない。
仲良くしたくて、優しくしてくれて、話してて楽しい人と居ればいい。
友達として大好きだから、優先してくれないと悲しい、寂しい。
そういう我儘な感情なんだと結論付ければ納得です。楽です。

もう恋愛感情を思い出そうとは思いません。
僅かに残っていたかもしれない恋愛感情を捨てます。
必要ありません。しんどいだけです。


過去私が告白してきた方々には申し訳ないですが
私の人生は、恋愛感情として本当に心の底から相手を好きだと
確信することが出来なかった人生だと思います。

私は一途で浮気は1回もしたことないし、
彼という存在を、私からふったことは1回しかありません。
いつも結局ふられてばかりでした。

好きすぎて取る言動が悉く間違っていたのかもしれませんが、
心の底から好きだと思っていても、それが伝わってこなかった。
つまり本物ではなかったんじゃないかと思います。
本物であるならば、きっと1人ぐらい、ちゃんと伝わっていて
別れなんかこなかったんじゃないかと思う。
運命の相手でもないのに、好きだと勘違いしていたから
結果別れがきたんだと思います。


この人を愛してるんだな。
この人に愛されてるんだな。
そういう実感が全くできない恋愛でした。

ここで捨てるのは、少しもったいない気もしますが
私はもうおばさんで、見た目も美人ではなく、可愛くもありませんし、
家庭的でもなければ、スタイルも良いわけじゃない。
感情があったからといって、彼女や奥さんになれる確率はとても低い。

そういうのも含め、もう私には必要ないのです。
ぼっちで最後を迎えるとは思っていません。
そばに友達が居てくれたらなぁとは思います。
友達を増やすことに専念します。

キュンキュンドキドキしてた日々に感謝。そして、さようなら。

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