(2020年に書いた)たのしくなかった

2021-02-28

2019年はきつかったけどなんとかみんなで乗り切ったな~って感じ。
荒波に揉まれ、達成感もくやしさも味わった。
とくにお姉さん社員たちからの最後の週報はアツかった。

2020年はなんかいろいろリセットされてしまって
悩みのレベルが「言ったことやらない」とかそんなことばっかで
ずーっとモヤモヤしていて正直全然たのしくなかった。
最後の1ヶ月はとにかく早く今年を走りきりたい思ってカウントダウンしていたようなところもあったのかもしれない。

せっかく新しい事業やってるんだけど
どこまで任せるかの配分がわかんなくて、ずっと手袋の上から物を触ってる気分、と言っていた(持つことはできるけど触感がない)

逆に言うと上司が私達に感じるもどかしさってこういうところかな、という思いもあり。
(聞くと説明はしてくれるんだけど、自分の感覚としてリアルに把握できるほど伝わってこない)
報告を聞くとか共有を受けるとかじゃなくて、早い段階で自分がいちメンバーとしてそこに入っていかないとだめだった。

自分が上司や他部署からの質問や要望を
どうやって「無自覚のうちに適当にいなして」いたかもわかった。
この回答で黙らせたと思ってるかもしれないけど全然スッキリしてないんだよこっちは~もうめんどくさいから黙っただけで納得はしてないんだよ~~という思いをして初めて、あ、私もこれやってんなきっと、って気づくという。

マネージャー歴が徐々に長くなると小手先のテクニックみたいな
行動の癖が無意識についていて、
自分ではまじで気づきづらいなと思う。そこに気づけたのは収穫かも。

それに対して
結局評価で自分に返ってくるのになんで改めないんだろう
とか思ってたこともあるけど
そういえば自分も1年のうち殆どの時間を自分の評価なんて気にしないで仕事しているし、それこそ
まあ最悪辞めてもいいんですけどね、みたいな生意気な思想もないわけではない。

上司のリクエストに応えて加点を狙いに行くよりも
上司を適当にいなして目の前の自由を得ることのほうが優先度が高い。
(のちにこの自由は奪われるかもしれないけど、そのときに言うこと聞くだなんて言ってないし)

昔、自分を犠牲にしてまで上司の足引っ張っても下剋上にならないのに、
なんでそのやり方を選んじゃうんだろうなって思ってたけど
(上司の評価と一緒に自分の評価が下がる)、
やられてた側の人がやる側になっちゃったのを見て、渦中にいる人よりも近くで見ていた人のほうが学びがあるのかもしれない、とか思ったり。

自分が何を大事にしていて
どういう環境に我慢がならないかなど
自らに関する気づきも多かった。
今就活したら、新卒のときとは全然違う軸を追加するんだろうなあ。

とくに、今までは新人教育と評価が関心の高い事項だったけど、
マネージャーのキャリアプランとか評価基準とかフィードバック(指導でも叱責でもなくフィードバック)が曖昧なままだと、管理職になったあとの伸び悩みやよそ見につながるし、
一度我に返ってしまうととにかく楽しくないことがよくわかったのでここはなんとかしたい。

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