週刊◯◯をつくる


デアゴスティーニとアシェット。「週刊◯◯をつくる」シリーズで有名ですね。創刊号がだいたいワンコインで買えるので手に取りやすく、新しい趣味を始めてみたい!という方に大人気。刺繍なんかは、ひと通り道具が揃うまでに何号か続けて買わないといけないトラップがありますが。

わたしが書店に勤めて、初めて知ったことのひとつが「延長商法」。
この呼び方が正しいのかはわかりませんが、例えば100号で完結・完成するシリーズが、その後50号とかの延長で別の何かを作れる、というもの。
宇宙戦艦ヤマトは延長でアンドロメダだったかな、74式戦車は延長するの2回目な気がする。
そして今回、西部警察マシンRS-1が100号で完成を迎え、200号までの延長でスーパーZができちゃいます!どうです?この振り出しに戻った感!!笑

これまでいくつかのシリーズが延長になるのを見てきましたが、解約したお客様は皆無。担当者ゆえ定期獲得に血眼になっているわたし、プレゼンに必死。まあ、そこまで必死にならなくても、100号も続けてこつこつと組み立てられるような方はみんな熱狂的ファンの皆さんなので、「まだ続くのか〜」とか苦笑いしつつも延長されます。

今続いているシリーズの中では、マジンガーZが延長しそうな気がしています。詳しくないのでうろ覚えですけど、女の子のロボットいましたよね。
90式戦車も、まだ始まったばかりだけど延長あるんじゃないかなあ。

毎週こつこつと組み立てる(あるいはちまちま縫ったり貼ったり編んだりする)のがどうにも苦手な上、シリーズ完結までにいったいいくら掛かるんだという問題もあって、気になるシリーズがあってもわたしは手が出せずにいます。いつか銀河英雄伝説DNTの「週刊バルバロッサをつくる」が出たら飛びつくかもしれないけど。


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