超絶忙しいときに児童書コーナーの床に水筒のお茶をぶちまけられたときの書店員の気持ちを述べよ


台風が通り過ぎた後のような惨状から目を背け、お客さんが減ってきたのを見計らって逃げるように退勤してきたゆんです。こんばんは。

クリスマス前の超絶繁忙期に突入した。と、頭では分かっていても、体がまだ繁忙期モードに切り替わっていません。
「無理じゃない?」「無理だよね」という会話が何度も交わされ、スタッフ3人のうちふたりはひたすらレジを打ち(その間に問い合わせを受けたり電話をとったりも)、残るひとりはひたすらラッピング。ラッピングが追いつかないと判断したら、「どこか(館内で)お買い物のご予定は?その間にお包みしますので」と時間稼ぎ。

学生時代のバイトを含め、居酒屋での年末年始や歓送迎会シーズン、家電量販店での初売り、レンタルビデオ店での1本10円という狂ったイベントの経験もあります。繁忙期の客の多さには慣れている。どれだけレジに並ばれても割と平気だし、逆にテンション上がるタイプです。
それでも、長い長い行列ができてる中で会計のついでに問い合わせ、からの注文、しかも発注クリックしたあとで「やっぱりやめる」というのは流石にちょっと......。人の話まったく聞いてないやん。キャンセルできんって3回言ったぞ儂。領収書欲しいと言われて但書をどうするか聞いたら名乗るし。そっちじゃないんだわ。思わず笑ってしまった。「◯◯様代として」って書くぞ。

昨日の仕事終わりに、紙袋を限界までカウンターに補充して帰ったけど、今日の夕方には残量が虫の息だし、ブックカバーに至ってはまさに風前の灯火。いつもなら隙間を縫って折るんだけど、今日はそれすらもできませんでした。明日出勤のみんな、ごめんよ。よろしく♡(丸投げ)

それにしてもタイトルの事案、「ちょっとお水こぼしちゃって......」と言われて「大丈夫です拭いておきますよ♡」って言って見に行ったら盛大に床に水溜まりができてて話がちがーう!って思いました笑。全然ちょっとじゃないじゃん。雑巾1枚じゃ全然足りなかったし、拭いてるところに問い合わせしてくる猛者もいて、なんだかもう全てがどうでもよくなって「仰せのままに」って感じでした。
繁忙期なのは別に構わないけれど、想定外の事案が無尽蔵に降って湧いてくるのは心があるとしんどい。そういうのこそAIが代わってくれればいいのに。

どうか平和に新年を迎えられますように。


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