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”普通”のレールから外れた高校生活 〜高2〜

 高一編からの続きです。高一編はこちら

1.ニュースについてディスカッション

 高2になって、勉強を再開し、友達や先生とニュースについてディスカッションするようになった。

 どのニュースでも、私は教育の視点から見ていることに気づいた。

 また、友達や先生とディスカッションしていくことで、自分とは違う考えを受け入れることを学んだ。さらに、ここで、徐々に対話できるようになったかなと思う。

2.尊敬する先生と出会う

 高2になり、日本史の授業で尊敬する先生に出会った。
 
 友達のような先生でした。親近感がわくような。授業中に日本史の裏話や先生のおかしな話など、話がとても面白かった。

 関わっていくうちに、生徒ひとりひとりをみてくれる先生であり、芯がしっかりしている人だと気づいた。気づいてから、尊敬して大好きな先生になった。

 中学生の時に、「先生」が嫌いになった。だけど、その先生に出会えてから、「先生」を「先生」と一括りにすることがなくなった。

 また、その先生の前では、子どもらしくいれて、貴重な時間だった。からかったり、ばかにしたり、ばーか、あっかんベーってしたり(笑)自分の子どもらしい部分は、何年も人に見せたらダメだと思っていたから、素でいられて、幸せでした。


3.小林さやかさんの本を読む

 ビリギャルのモデルとなった、小林さやかさんの本を読み、学校の環境について興味を持った。そこで、私が日本で生きづらかったのは、日本の教育が原因だと初めて分かった。日本の教育を変えれたら、日本にこのまま住んでいけると思った。

4.海外に永住

 高3の時間割作成を考えるようになって、『日本に住んで教育を変える』か『海外に永住する』かの二択で迷った。ニュースについてディスカッションしていくたびに、日本の教育を変えることは難しく、無理だろうと思った。だから、海外に永住する道を選んだ。
 
 海外の永住権取得までにかかる費用、要件、国の文化などを調べていった。その結果、カナダに永住しようと思った。

 中学校の卒業文集に、『海外に移住する』と書いてから、ずっと海外に移住したかった。日本人であることが嫌で嫌で仕方なくて、国籍を変えたかった。この時に、やっとその方法を見つけられて嬉しかった。


出典:Amazon

続きの高3編はこちら

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